一般的なチェックリストには載っているけれど、「持ち物リストを全部揃えたら、ザックが重すぎて歩けない…」そんな初心者の悲鳴を、現場のガイドは何度も聞いてきました。重量は体力を奪い、高山病を招きます。まずは「置いていく勇気」から始めましょう。
現場で「これ、重荷になっているな」とガイドが感じる装備をランキング形式で紹介します。
第 5位

富士登山は「着替える場所」がほとんどありません。また、汗冷えを防ぐには「着替える」よりも「機能性インナーで逃がす」のが鉄則です。
「予備のTシャツ3枚」より「高品質な速乾インナー1枚」の方が、ザックも軽く、体温管理もスムーズです。
第 4位

絶景を撮りたい気持ちはわかりますが、タブレットや巨大なモバイルバッテリーはデッドウェイトになりがちです。
山の上では電波も不安定でスマホをいじる余裕は意外とありません。スマホ1~2回分程度の軽量バッテリー1個に絞り、その分、目に景色を焼き付けましょう。
第 3位

意外かもしれませんが、実は現場で一番「使われない」のがこれです。数分で空になる酸素缶では根本的な高山病対策にはなりません。
酸素缶に頼るよりも、「深く長い呼吸(深呼吸)」を意識し、自分の肺で酸素を取り込む技術を身につける方が100倍効果的です。
第 2位

「山の上は高いから」と、下から数リットルの水や缶詰を担いで登る方がいますが、その「重さ」が体力を削り、高山病のリスクを高めます。
1kg重くなるごとに登頂率は下がります。水は500ml〜1L程度にし、あとは「山小屋で買う」のが、最も賢い体力温存術です。
第 1位

富士山の雨は「下から上、横から」叩きつけます。さらに強風が伴うため、傘は一瞬で壊れるだけでなく、周囲の登山者に当たって危険です。
どんなに高性能な傘より、両手が自由になる「セパレート型のレインウェア」が唯一無二の正解です。
これら5つを置いていくだけで、平均2.8kgの軽量化ができます。これは標高3,000m地点での体感重量を5%軽減することに相当します。軽くなったザックに、プロは代わりに何を入れるかご紹介します。
富士登山は標高3,776mという日本一の高さの山への挑戦です。夏でも山頂の気温はなんと0度前後。
最高の富士登山にするためのチャレンジの前に「3つ準備」をしっかり整えましょう!
富士山に初めて登る人、必見!安全な登り方から、山小屋のこと、気になる天気の情報や知っておきたい豆知識まで、富士登山をもっと楽しむための情報がギュッと詰まっています。