富士登山ルート


吉田ルートの位置と特徴

吉田ルートは、富士スバルライン五合目を出発し、六合目で吉田口登山道と合流します。山梨県側の富士山の北側から山頂を目指すルートです。

「富士山を歩こう」のバスツアーでは、この一番人気の「富士吉田ルート」より、1泊2日の行程にて山頂を目指します。

吉田ルートの特徴

  • 登山道と下山道が別になっている。
  • 登りの登山道に山小屋が多い。逆に、下山道には山小屋がほとんどない。
  • 富士山に登る登山客の半数以上が吉田ルートを利用している。

登山コースと施設

スタート地点は、富士スバルライン五合目(標高 約2,300m)です。山頂までの標高差は約1,400mあります。

富士吉田口 登山道

五合目→六合目

  • 五合目からしばらくは平坦な広い道。
  • 泉ヶ滝で吉田口五合目へ至る道と分岐。
  • 六合目はやや急になり、樹林帯の中を歩きます。シェルターを抜けると富士山安全指導センターの建物が見え、六合目に到着。
  • 六合目で北口本宮冨士浅間神社からの吉田口登山道と合流。
【六合目の施設】
  • 富士山安全指導センター(24時間)
  • 公衆トイレ(仮設)
    ※いずれも登山道開設期間(7月1日~9月11日正午まで)のみの設置。

六合目→七合目

  • 六合目からは登山の装備が必要。ここからは、日陰がないため熱中症に注意。
  • 七合目の最初の山小屋までしばらくジグザグの広い道が続きます。
  • 最初の山小屋「花小屋」からは、急な岩場の登山。
  • 「鎌岩館」下に「七合目救護所」が登山シーズン中の一部期間開設され、医師が常駐して24時間体制で診療。
  • 七合目の山小屋は「東洋館」まで。
【六合目~七合目までの施設】
  • 七合目救護所(24時間医師が常駐。開設期間:7/16~7/18・7/23~7/25・7/21~8/28)
  • 七合目山小屋7軒(花小屋、日の出館、七合目トモエ館、鎌岩館、富士一館、鳥居荘、東洋館)
    ※山小屋のトイレは24時間利用可能。

七合目→本八合目

  • さらに岩場が急になります。
  • 混雑時には、山頂での御来光を目指す夜間登山者による渋滞が始まります。
  • 八合目太子館に八合目救護所が併設。この付近で標高3,000mを超え、高山病にかかる人が多くなるため、ゆっくりと、こまめな水分補給と深呼吸を忘れずに。
  • 本八合目で須走ルートと合流。八合目から本八合目までの間で、富士山に次いで標高の高い北岳3,193mよりも高くなる。
【七合目~本八合間の施設】
  • 八合目救護所(24時間医師が常駐。開設期間:7/16~7/18・7/21~8/28)
  • 八合目山小屋8軒(太子館、蓬莱館、白雲荘、元祖室、富士山ホテル、本八合目トモエ館)
    ※山小屋のトイレは24時間利用可能。

富士吉田口 下山道

山頂→八合目「下江戸屋(江戸屋)」

  • 吉田ルートを下る場合は、下山専用の道を下ります。
  • 八合目「下江戸屋(江戸屋)」までは、須走ルートと同じ道。
    (山頂から八合目までの標識には、吉田ルートを示す黄色と須走ルートを示す赤色の両方が表示されています。)
【トイレの利用について】

八合目下江戸屋(江戸屋)から下の吉田ルート下山道には山小屋がありません。また、公衆トイレは、七合目までありません。トイレはできるだけ山頂で済ませましょう。ただし、山頂の公衆トイレは大変混雑するため、時間の余裕をもって利用しましょう。

八合目「下江戸屋(江戸屋)」→七合目

  • 八合目「下江戸屋(江戸屋)」付近の分岐点標識を見落とさないよう注意し、黄色の表示のある吉田ルートを富士スバルライン五合目方面へ下ります。
    ※須走ルートとの分岐地点は、以前と同様に下江戸屋手前で分岐します。
【須走ルートとの分岐点に注意!】

間違って須走ルートを下ると吉田ルートへは戻れません。また、須走口五合目から富士スバルライン五合目までの直通バスはありませんので、注意してください。
間違って須走口五合目へ下った場合、タクシー等の利用となります。(お客様負担)

【七合目の施設】
  • 七合目下山道トイレ※登山道開設期間(7月1日~9月11日正午まで)のみの設置。

六合目→富士スバルライン五合目

  • 七合目トイレからしばらく下ると、六合目で登山道と合流。
    六合目は、吉田口登山道との分岐にもなっているため、「富士スバルライン五合目」方面へ進みます。
【分岐点に注意!】

吉田口登山道を下ってしまった場合は、五合目の佐藤小屋まで下り、そこから富士スバルライン五合目までの登山道を利用します。

※体力に余裕がある場合は、六合目から吉田口五合目まで下ってみましょう。六合目から下は樹林帯の中を下ります。途中、経ヶ岳などの歴史的資産もあるので、一味違った富士山を味わうことができます。吉田口五合目までの間の星見平には「星観荘」、五合目には「佐藤小屋」があり、トイレも利用できます。

須走ルートの位置と特徴

須走ルートは、富士あざみラインから須走口五合目を出発し、静岡県側(小山町内)の富士山東側から山頂を目指すルートです。林間コースを抜けて富士山ならではの登山道を経て山頂を目指すルートです。

比較的混雑せず、自然をたっぷり満喫しながら登れるルートです。

須走ルートの特徴

  • 樹林帯を抜けると、どこからでもご来光や影富士が見られる。
  • 火山砂利の下山道を一直線に下る「砂走り」がある。
  • 登山道と下山道が別。本八合目から山頂までの区間は吉田ルートと合流。

登山コースと施設

スタート地点は、須走口五合目(標高 約2,000m)、山頂までの標高差は約1,700mあります。

富士須走口 登山道

須走口五合目→本八合目(吉田ルートとの合流まで)

  • 売店やトイレ前を通り、登山道入口へ。登山道手前の総合案内板(あずまや内)で情報の確認を。
  • 古御岳神社前から樹林帯の中を進みます。
  • 七合目付近まで、比較的緩やかな樹林帯の中を登り、樹林帯を抜けるとどこからでもご来光や影富士を見ることができます。
【須走口五合目の施設】
  • 須走口五合目観光案内所(御殿場警察署富士山須走口臨時警備派出所併設)(登山道開通期間中開設、富士山ナビゲーター・警察官常駐)
  • 公衆トイレ(登山道開通期間中開設。24時間)
  • 売店(山小屋:菊屋、東富士山荘)※水、簡単な装備の購入、食事・休憩が可能。
  • 総合案内板(登山口入口付近、小富士へのハイキングコース分岐点に設置。登山計画所の提出が可能。無人)
【六合目~本八合目の施設】
  • 山小屋(六合目3件:長田山荘、本六合目:瀬戸館、七合目3件:太陽館、本七合目:見晴館、八合目1件:下江戸屋(江戸屋))※山小屋のトイレが24時間利用可能。

本八合目(吉田ルート合流地点)→山頂(久須志神社前)

  • 本八合目で吉田ルートと合流し、混雑することがあります。
  • 八合目以上は、富士山本宮浅間大社奥宮の境内地です。
  • 最後の山小屋「御来光館」(八合五勺)を過ぎると、次は九合目の鳥居。
  • 九合目の迎久須志神社を経て、最後の鳥居をくぐり、山頂の久須志神社前に到着。
【本八合目以上の施設】
  • 山小屋(本八合目:上江戸屋(胸突江戸屋)、八合五勺:御来光館、山頂:山口屋、東京屋、扇屋)※山小屋のトイレが24時間利用可能。

須走口 下山道

山頂→八合目「下江戸屋(江戸屋)」

  • 須走ルートを下る場合は、下山専用の道を下ります。
  • 八合目「下江戸屋(江戸屋)」までは吉田ルートと同じ道を通り、八合目で吉田ルートと分かれます。
    (山頂から八合目までの標識には、吉田ルートを示す黄色と須走ルートを示す赤色の両方が表示されています。)
【山頂~八合目までの施設】
  • 山頂トイレ(環境省管理、利用時間:4時~16時)
  • 山小屋(本八合目:上江戸屋(胸突江戸屋)、八合目:下江戸屋(江戸屋))
    ※下山道には山小屋がありませんが、登山道と下山道が併走する区間では山小屋のトイレが利用できます。(24時間利用可)

八合目→須走口五合目

  • 吉田ルートと別れ、七合目からは「砂走り」と呼ばれる砂利の下山道を一直線に下ります。
  • 途中、砂払い五合では山小屋が営業しています。
  • 七合目を過ぎると砂払い五合まで下山道にはトイレがないため注意。
  • 砂払い五合を過ぎると樹林帯。日没を過ぎると登山道は暗くなるため、夜間登山を予定していない場合でもヘッドランプが必須。
  • 樹林帯を抜け、須走口五合目に到着。
【八合目以下の施設】
  • 山小屋(本七合目:見晴館、七合目:大陽館、砂払い五合:吉野屋)
    ※トイレが利用可能。

富士山登山(全体)ルートMAP(ダウンロード)

これを読めば、あなたも今日から富士登山マスター!

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