ちょっとしたコツと準備で快適&安全に!
雪道ドライブのすすめ
スキーやスノーボードなど、冬の雪国には魅力がいっぱい。雪景色の中をドライブしたり、雪を見ながら温かい露天風呂につかったり。ちょっとしたコツを押さえるだけで、雪道ドライブだって大丈夫!!雪道ドライブを勉強して、スキースノーボードをより一層楽しもう
ちょっとした「心構え」と正しい「運転姿勢」で冬道への怖さが消える!
不慣れな方は、不安を感じてしまう事の多い「雪道・冬道ドライブ」。安全に走行するために、まずは最も基本的なコツから押さえていきましょう。
雪道ドライブのコツその1
冬道ドライブの心構え
「雪道・冬道は滑る」と常に意識しながらドライブしましょう。冬の雪道はどのような状態の道路でも滑ります。
当たり前すぎるせいか、案外この事実をことさら「意識しておこう」と、考えない方が多く見られます。頭の中には入っていることと思いますが、そこからさらに進め滑ることを前提とした「心構え」で運転をしましょう。
心構えが出来ていれば、「急発進」や「急停止」「急ハンドル」といった「急が付く操作は避ける」というセオリーに従う備えにもなります。きっとそれだけで、雪道・冬道ドライブのクオリティは格段にアップするはずです。
雪道ドライブのコツその2
ドライビングポジション&運転姿勢
ドライビングポジションは当然ですが運転する人により少しずつ違い、シートの角度、ハンドルやペダルとの距離など、いくつかのチェックポイントがあります。
「正しい運転姿勢がよくわからない」という場合は、ぜひ事前に調べてみてください。
自分に合わないドライビングポジションで運転すると、体に余計な力が入ってしまい、滑りやすい雪道・冬道では運転しにくい上、状況に応じた運転を行えない可能性が出てきてしまいます。運転姿勢は、安全運転の為に、かなり重要ポイントなのです。
シートの角度と位置
普段運転するとき、シートの角度はどのようにセットしていますか?雪道・冬道では、できるだけ背筋が真っ直ぐに立つ位置あたりまで、起こし気味にセットしてください。ハンドルに手を掛けた際、軽く肘が曲がるくらいのシート位置がベストです。
深め(前方)に倒している場合
深めの位置までシートを倒している場合、得られる視界の関係から、最も大切な確認ポイントである「路面状況」の把握が遅れることがあります。雪道・冬道が滑るのは路面状況のせいなのです。路面の状況が正しく判断出来る(見渡せる)シートポジションで運転をしましょう。
後方に倒し気味の位置にセットしている場合
シートを後方に倒して運転していると、走行中の周囲で予期していなかった動きが起きた場合、まずは「カラダを起こす」ところから反応が始まるため、運転操作に一瞬の遅れが出てしまいます。また「カラダを起こす」ためにハンドルにしがみつくようなになってしまい、ハンドル操作を遅らせます。