東京・両国国技館で開催
大相撲九月場所
マス席観覧プラン
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通常は抽選でしか買えないプレミアムチケットを限定販売!両国国技館で開催となる大相撲九月場所を観戦する特別プランです。観戦のお供にお弁当&おつまみと、お土産付きでのご案内となります。
大相撲観覧の醍醐味!マス席で大相撲9月場所を観戦する、1日限定4名までのプレミアムプラン!盛り上がりを迎える九月場所を観戦しよう!
貴重な1階席のマス席Bの観戦チケット&お土産のセットプランとなります。
通常は抽選でしか買えないプレミアムチケットを1日最大4名まで限定での特別販売となります。
両国国技館(東京都墨田区横網1丁目3-28)
令和7年9月1日(月)
令和7年9月14日(日)
令和7年9月28日(日)
実際に生で観てみないとわからない!大迫力の大相撲。テレビでは味わえない力士の息遣いや、立会い時に力士同士がぶつかる音、人気力士への大歓声など大相撲観戦は迫力&臨場感が満点。国技館名物の焼鳥に代表されるグルメやお土産など、観戦以外にも楽しみがいっぱいです。
大相撲を観戦するのに知っておきたい豆知識をご紹介。ちょっと蘊蓄を知っているだけで観戦時の深みが変わってきます。
日本の国技でもある相撲の起源は神話の時代まで遡り、力くらべがはじまりの形と言われています。
その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行われるなど、宮中行事として300年ほど続いたのち、戦国時代には武士の訓練としての相撲が行われました。その後、江戸時代に入ると勧進相撲が行われるようになるなど、相撲が興行化され、現在の大相撲の基礎ができていきました。現在、スポーツとしての形が整えられ、多くの人から愛される大相撲。会場では、そんな相撲の長い歴史や伝統文化としての一面を間近で体感することができます。
力士たちが土俵にあがり、顔見せの役割もある土俵入り。十両や幕内の土俵入りとは別に実施される「横綱土俵入り」では、一味違った神聖な儀式を目にすることができます。
行司の先導で、化粧廻しの上に綱を締めた横綱が、「露払い」と「太刀持ち」という2人の力士を従えて、花道を抜けながら土俵に上がり、柏手を打った後に横綱は足を高くあげて四股を踏んでいきます。
土俵入りの型には「雲龍型」と「不知火型」の二種類があります。
雲竜型は、四股を踏んでから腰を上げていく「せり上がり」際に、左手を胸付近に当てて右腕を伸ばすのが特徴です。攻めと守りの両方を兼ね備えた「攻防兼備の型」で、綱の結び目の輪は1つです。第10代横綱雲龍が始まりとされていますが実際は第20代横綱梅ケ谷の華麗な型が基になっています。
不知火型は、四股を踏んでから腰を上げていく「せり上がり」際に、両腕を左右にいっぱいに伸ばし攻めの姿勢を表すのが特徴の「攻撃的で豪快な型」で、綱の結び目の輪は2つです。11代目横綱を免許された不知火光右衛門が始めた型といわれています。
テレビ中継などで観客が土俵に向けて座布団を放り投げる様子(座布団の舞(ざぶとんのまい))を見たことがあるかもしれませんが、座布団を投げる行為は禁止されているので絶対に止めましょう。
座布団の舞は、大相撲の取組において横綱が格下の力士に負ける「番狂わせ」が起こった際にするもので観客が土俵に向かって自らの座布団を投げる行為で、以前は平幕力士が横綱に勝って金星となった時のみでしたが、後に三役級(小結、関脇、大関)の力士が横綱を破った時であっても投げられるようになりました。ひいき力士が勝った際に自分の羽織などを投げて祝儀とした「投げ纏頭(なげはな)」という行為の名残とも言われていますが、危険が伴うため現在の大相撲では禁止されています。
「国技館メシ」の満足度は横綱級!観戦時におすすめの国技館グルメをご紹介します。
国技館大相撲観戦の名物と言えば国技館の地下で実際に焼いている自家製焼鳥。鶏は2本足で立ち、手をつかないことから相撲界では縁起物とされてきました。
冷めてもおいしく食べられる、秘伝のたれと独自の製法で焼き上げた自家製焼鳥です。
大相撲を見ながら食べるも良し、お土産として持ち帰って食べるも良し!
国技館2階のカフェで販売されているソフトクリームは、場所ごとに違う味を提供してくれるので毎回必ず食べさせられてしまう定番スイーツ。
外国人観光客にも人気のカフェは行列必至ですが、おしゃれなグルメなら国技館カフェ一択。
相撲の熱気のせいなのか、関係者もこぞって買いに来る謎の人気ソフトクリームです。
本場所開催中なら、国技館ではちゃんこも食べることができます。
座席に持ち込むことはできませんが、本場所がない時に力士たちも研修等で使用することがある「地下の広間」で食べることができ、リーズナブルに本物の味が楽しめます。
ランチ、開場直後はやや混雑するので、十両土俵入り前の~2時ころがねらい目!
相撲観戦である程度知っておきたいのが「番付」。力士それぞれの階級を表し、毎場所ごとに入れ替わるため、観戦の際にはある程度把握しておきたいものです。順番を知っていればその場所の勝敗によって番付げ動くのか予想することもできるので、大相撲観戦の楽しみがまた1つ増えます。
番付は力士の力を階級で示したもので、いわば力士の強さランキングです。常に一定の番付が与えられるわけではなく、毎場所変動します。
力士の力と先場所のコンディションの良さなどで大きく左右されるため維持が難しいのも事実で、先場所が幕下であっても今場所からは十両になることもあり得ます。
番付は大きく「幕内」「十両」「幕下」「三段目」「序二段」「序の口」の6つの階級で構成されています。その中でも最上位の「幕内」は更に「横綱」「大関」「関脇」「小結」「前頭」の5つの階位に分類されるので、合計10種類の番付があります。
番付 | 定員 | |
---|---|---|
階級 | 階位 | |
幕内 |
横綱(最上位) 大関(三役) 関脇(三役) 小結(三役) 前頭(筆頭~最大十八枚目※) x「東・西」 |
42名 |
十両 | 筆頭~十四枚目 x「東・西」 | 28名 |
幕下 | 筆頭~六十枚目 x「東・西」 | 120名 |
三段目 | 筆頭~九十枚目 x「東・西」 | 200名 |
序二段 | 階位なし | 定員無し |
序の口 | 階位なし | 定員無し |
※幕内の定員が42名となり、そこから横綱や三役の人数を除いた人数が前頭となります。大関(あるいは横綱)・関脇・小結は最低でも2人ずつ置かねばならないため、前頭の最大数は東西18枚となります。
土俵入り=15:40頃|横綱土俵入り=15:55頃|取組開始=16:10頃
大相撲の番付最上位の幕内は、やはり一番盛り上がる取り組みです。
基本的に16時過ぎから取り組みが開始となり、観戦者も増え会場のボルテージも最高潮になります。幕内には、「横綱」を筆頭に、「大関」「関脇」「小結」の三役と「前頭」の、合計5つの階位があります。
「横綱」は力士界のトップにあたり、一度昇格すると下がることはありません。横綱になると幕内の取り組みが始まる前に横綱土俵入りが行われ、「よいしょ!」の掛け声で会場が盛り上がります。
横綱の次に力のある力士で、三役の中では最も階級が上の番付です。横綱とは違い、昇格しても負け越しが続くと関脇へ下がる可能性があります。
大関の次に力のある力士です。関脇も大関と同様に、場所の結果によっては降格か現状維持が決まります。三役の中間に位置し、千秋楽には大関や小結とともに揃い踏みをします。
三役の一番下の位です。関脇と同じように勝敗や負け越し・勝ち越しによって、降格・現状維持・昇格が大きく関係してきます。三役の肩書のプレッシャーで昇格しても思うように力を発揮できない力士もいるため現状維持が難しい地位でもあります。
前頭以上になると幕内となり、幕内の入口ともいえる地位です。上位より前頭「筆頭」(最上位は一枚目ではなく筆頭と呼びます。)~前頭「十八枚目※」まで階位があります。
前頭では横綱から勝利を勝ち取ると金星に数えられ、金星は引退するまで継続的にボーナスが加算されます。
階級内での順位を分かりやすく示したもので、数字が小さくなるほど、上位となります。1位に位置する力士は「筆頭」と呼び、以下は「二枚目」から順に数字が大きくなります。
東と西は同じ枚数の中でさらにどちらが上であるのかを決めるためのもので、東の方が上となります。例えば「西前頭五枚目」「東前頭五枚目」では、東前頭五枚目の方が上の序列となります。
土俵入り=14:15頃|取組開始=14:35頃
十両は「関取」として認められ、大銀杏を結えるようになる地位です。土俵入りに必須の化粧回しを付けられるのも十両から。14時15分頃から土俵入りをし14時半頃より取り組みが開始となります。十両になると付人によるサポートを受けられるようになり、取り組みの控え中には座布団を敷ける様になるのも特徴の1つです。
取組開始=三段目取り組み終了後より
十両以上は基本的に一場所で15番の取り組みが行われる一方で、幕下は合計7番で勝ち越しや負け越しを決めます。
15日間すべてに日程に取り組みが組まれていないため、取り組みは基本的に1日おきの間隔です。ただし休場する力士がいる場合は、例外として8番組まれることもあります。
取組開始=序二段取り組み終了後より
三段目も幕下と同様に例外を除いて一場所7番が組まれています。雪下駄を履けるのは三段目からとされ、多くの力士は雪下駄を目標に日々鍛錬していると言われています。
取組開始=序の口取り組み終了後より
下から2番目の階位が序二段です。序二段になると、羽織を着れます。
取組開始=09:30頃
大相撲では一番下の階位です。序の口になると、番付に名前が載ります。
取組開始=09:30頃
まだ、番付表には記載されない力士です。大相撲では「前相撲」と呼ばれる取り組みとなり、序の口の前に行われます。なお、番付に入っていた力士も、怪我などで休場が続くと、番付外まで落ちてしまいます。
番付表のど真ん中にある「蒙御免」の文字は、「ごめんこうむる」と読みます。
御免とは、今でいう「許可」の事。蒙るは「いただく。たまわる。」などの意味があり、許可を得て興行を行っているということを表しています。
由来は江戸時代初期までさかのぼり、当時、相撲は「勧進相撲*」として開催されており、その頃から民衆の人気は高く多くの人と寄附が集まりました。ただ、人気のあまりエキサイトしてしまう見物客の喧嘩や争いが、頻繁に起きたことから、幕府は勧進相撲を禁止しました。
相撲を生業としていた人たちや寺社は繰り返し幕府に興行許可を願い出て、幕府もついにはその熱意に折れ勧進相撲の開催を認めることとなりました。
相撲の興行は、寺社奉行の管轄となり、興行主は「蒙御免」と書いた高札を立て、許可を受けたことを広く知らしめました。その名残が今の番付表に残っており、真ん中に「蒙御免」の文字が書かれています。
*勧進=寺社や橋などの建立、修繕費用を集めるための寄付を募ること。そこから勧進相撲とは寄付を集めるための相撲興行となります。