日本の伝統文化を体験
大相撲観戦・朝稽古見学
ツアー
Japan experience tour
現役力士とプレミアム体験!普段は見られない現役力士の「朝稽古の見学」や、大相撲の観戦など特別な体験をお楽しみいただけます。
相撲の聖地、両国を地元ガイドと一緒に散策しましょう。相撲の歴史、文化、ルールを学び、両国国技館での相撲観戦を存分に楽しみましょう。
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実際に生で観てみないとわからない!大迫力の大相撲。テレビでは味わえない力士の息遣いや、立会い時に力士同士がぶつかる音、人気力士への大歓声など大相撲観戦は迫力&臨場感が満点。国技館名物の焼鳥に代表されるグルメやお土産など、観戦以外にも楽しみがいっぱいです。
大相撲を観戦するのに知っておきたい豆知識をご紹介。ちょっと蘊蓄を知っているだけで観戦時の深みが変わってきます。
日本の国技でもある相撲の起源は神話の時代まで遡り、力くらべがはじまりの形と言われています。
その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行われるなど、宮中行事として300年ほど続いたのち、戦国時代には武士の訓練としての相撲が行われました。その後、江戸時代に入ると勧進相撲が行われるようになるなど、相撲が興行化され、現在の大相撲の基礎ができていきました。現在、スポーツとしての形が整えられ、多くの人から愛される大相撲。会場では、そんな相撲の長い歴史や伝統文化としての一面を間近で体感することができます。
力士たちが土俵にあがり、顔見せの役割もある土俵入り。十両や幕内の土俵入りとは別に実施される「横綱土俵入り」では、一味違った神聖な儀式を目にすることができます。
行司の先導で、化粧廻しの上に綱を締めた横綱が、「露払い」と「太刀持ち」という2人の力士を従えて、花道を抜けながら土俵に上がり、柏手を打った後に横綱は足を高くあげて四股を踏んでいきます。
土俵入りの型には「雲龍型」と「不知火型」の二種類があります。
雲竜型は、四股を踏んでから腰を上げていく「せり上がり」際に、左手を胸付近に当てて右腕を伸ばすのが特徴です。攻めと守りの両方を兼ね備えた「攻防兼備の型」で、綱の結び目の輪は1つです。第10代横綱雲龍が始まりとされていますが実際は第20代横綱梅ケ谷の華麗な型が基になっています。
不知火型は、四股を踏んでから腰を上げていく「せり上がり」際に、両腕を左右にいっぱいに伸ばし攻めの姿勢を表すのが特徴の「攻撃的で豪快な型」で、綱の結び目の輪は2つです。11代目横綱を免許された不知火光右衛門が始めた型といわれています。
テレビ中継などで観客が土俵に向けて座布団を放り投げる様子(座布団の舞(ざぶとんのまい))を見たことがあるかもしれませんが、座布団を投げる行為は禁止されているので絶対に止めましょう。
座布団の舞は、大相撲の取組において横綱が格下の力士に負ける「番狂わせ」が起こった際にするもので観客が土俵に向かって自らの座布団を投げる行為で、以前は平幕力士が横綱に勝って金星となった時のみでしたが、後に三役級(小結、関脇、大関)の力士が横綱を破った時であっても投げられるようになりました。ひいき力士が勝った際に自分の羽織などを投げて祝儀とした「投げ纏頭(なげはな)」という行為の名残とも言われていますが、危険が伴うため現在の大相撲では禁止されています。
相撲観戦である程度知っておきたいのが「番付」。力士それぞれの階級を表し、毎場所ごとに入れ替わるため、観戦の際にはある程度把握しておきたいものです。順番を知っていればその場所の勝敗によって番付げ動くのか予想することもできるので、大相撲観戦の楽しみがまた1つ増えます。
番付は力士の力を階級で示したもので、いわば力士の強さランキングです。常に一定の番付が与えられるわけではなく、毎場所変動します。
力士の力と先場所のコンディションの良さなどで大きく左右されるため維持が難しいのも事実で、先場所が幕下であっても今場所からは十両になることもあり得ます。
番付は大きく「幕内」「十両」「幕下」「三段目」「序二段」「序の口」の6つの階級で構成されています。その中でも最上位の「幕内」は更に「横綱」「大関」「関脇」「小結」「前頭」の5つの階位に分類されるので、合計10種類の番付があります。
番付 | 定員 | |
---|---|---|
階級 | 階位 | |
幕内 |
横綱(最上位) 大関(三役) 関脇(三役) 小結(三役) 前頭(筆頭~最大十八枚目※) x「東・西」 |
42名 |
十両 | 筆頭~十四枚目 x「東・西」 | 28名 |
幕下 | 筆頭~六十枚目 x「東・西」 | 120名 |
三段目 | 筆頭~九十枚目 x「東・西」 | 200名 |
序二段 | 階位なし | 定員無し |
序の口 | 階位なし | 定員無し |
※幕内の定員が42名となり、そこから横綱や三役の人数を除いた人数が前頭となります。大関(あるいは横綱)・関脇・小結は最低でも2人ずつ置かねばならないため、前頭の最大数は東西18枚となります。
土俵入り=15:40頃|横綱土俵入り=15:55頃|取組開始=16:10頃
大相撲の番付最上位の幕内は、やはり一番盛り上がる取り組みです。
基本的に16時過ぎから取り組みが開始となり、観戦者も増え会場のボルテージも最高潮になります。幕内には、「横綱」を筆頭に、「大関」「関脇」「小結」の三役と「前頭」の、合計5つの階位があります。
「横綱」は力士界のトップにあたり、一度昇格すると下がることはありません。横綱になると幕内の取り組みが始まる前に横綱土俵入りが行われ、「よいしょ!」の掛け声で会場が盛り上がります。
横綱の次に力のある力士で、三役の中では最も階級が上の番付です。横綱とは違い、昇格しても負け越しが続くと関脇へ下がる可能性があります。
大関の次に力のある力士です。関脇も大関と同様に、場所の結果によっては降格か現状維持が決まります。三役の中間に位置し、千秋楽には大関や小結とともに揃い踏みをします。
三役の一番下の位です。関脇と同じように勝敗や負け越し・勝ち越しによって、降格・現状維持・昇格が大きく関係してきます。三役の肩書のプレッシャーで昇格しても思うように力を発揮できない力士もいるため現状維持が難しい地位でもあります。
前頭以上になると幕内となり、幕内の入口ともいえる地位です。上位より前頭「筆頭」(最上位は一枚目ではなく筆頭と呼びます。)~前頭「十八枚目※」まで階位があります。
前頭では横綱から勝利を勝ち取ると金星に数えられ、金星は引退するまで継続的にボーナスが加算されます。
階級内での順位を分かりやすく示したもので、数字が小さくなるほど、上位となります。1位に位置する力士は「筆頭」と呼び、以下は「二枚目」から順に数字が大きくなります。
東と西は同じ枚数の中でさらにどちらが上であるのかを決めるためのもので、東の方が上となります。例えば「西前頭五枚目」「東前頭五枚目」では、東前頭五枚目の方が上の序列となります。
土俵入り=14:15頃|取組開始=14:35頃
十両は「関取」として認められ、大銀杏を結えるようになる地位です。土俵入りに必須の化粧回しを付けられるのも十両から。14時15分頃から土俵入りをし14時半頃より取り組みが開始となります。十両になると付人によるサポートを受けられるようになり、取り組みの控え中には座布団を敷ける様になるのも特徴の1つです。
取組開始=三段目取り組み終了後より
十両以上は基本的に一場所で15番の取り組みが行われる一方で、幕下は合計7番で勝ち越しや負け越しを決めます。
15日間すべてに日程に取り組みが組まれていないため、取り組みは基本的に1日おきの間隔です。ただし休場する力士がいる場合は、例外として8番組まれることもあります。
取組開始=序二段取り組み終了後より
三段目も幕下と同様に例外を除いて一場所7番が組まれています。雪下駄を履けるのは三段目からとされ、多くの力士は雪下駄を目標に日々鍛錬していると言われています。
取組開始=序の口取り組み終了後より
下から2番目の階位が序二段です。序二段になると、羽織を着れます。
取組開始=09:30頃
大相撲では一番下の階位です。序の口になると、番付に名前が載ります。
取組開始=09:30頃
まだ、番付表には記載されない力士です。大相撲では「前相撲」と呼ばれる取り組みとなり、序の口の前に行われます。なお、番付に入っていた力士も、怪我などで休場が続くと、番付外まで落ちてしまいます。
番付表のど真ん中にある「蒙御免」の文字は、「ごめんこうむる」と読みます。
御免とは、今でいう「許可」の事。蒙るは「いただく。たまわる。」などの意味があり、許可を得て興行を行っているということを表しています。
由来は江戸時代初期までさかのぼり、当時、相撲は「勧進相撲*」として開催されており、その頃から民衆の人気は高く多くの人と寄附が集まりました。ただ、人気のあまりエキサイトしてしまう見物客の喧嘩や争いが、頻繁に起きたことから、幕府は勧進相撲を禁止しました。
相撲を生業としていた人たちや寺社は繰り返し幕府に興行許可を願い出て、幕府もついにはその熱意に折れ勧進相撲の開催を認めることとなりました。
相撲の興行は、寺社奉行の管轄となり、興行主は「蒙御免」と書いた高札を立て、許可を受けたことを広く知らしめました。その名残が今の番付表に残っており、真ん中に「蒙御免」の文字が書かれています。
*勧進=寺社や橋などの建立、修繕費用を集めるための寄付を募ること。そこから勧進相撲とは寄付を集めるための相撲興行となります。
相撲で仕掛けた力士によって勝ちが決まったときの「技」を「決まり手」と呼びます。現在は全部で六種類八十二手と決められていますが、他にも非技という 五つの勝負結果があります。
決まり手の82手は「基本技」「投げ手」「掛け手」「反り手」「捻り手」「特殊技」6種類に分けられます。この82手以外に「非技」(決まり手(技)以外の勝負結果)が5つあり合計で「87」の勝負結果があります。
相手の胸や肩など手のひらで強く突っ張って土俵の外へ出して勝つことを言います。相手を突き出すには、手の力だけでなく、同時に鋭い出足が必要です。
土俵の内外に関係なく相手の体を手のひらで強く突っ張って倒して勝つことを言います。相手が倒れないで土俵の外に出た場合の決まり手は「突き出し」になります。
両手又は片手を筈(はず:親指と他の4本の指をY字に開くこと)にして、相手の脇の下や胸に当て、土俵の外に出して勝つことを言います。相撲の中でも全ての基本となる技です。
土俵の内外に関係なく両手又は片手を筈にして、相手の体を押し、倒して勝つことを言います。相手が倒れないで土俵の外に出た場合の決まり手は「押し出し」になります。
相手に体を密着させて前か横に進んで土俵の外に出して勝つ技です。
相手に体を密着させて前に寄って出ます。その後、体を密着させたまま相手に体を預け、倒して勝つ技です。
相手が体を弓なりに反らしたり、腰がくだけて体勢が低くなったときに、自分の全体重を相手にのしかかるように預け、つぶすように倒して勝つ技です。
四つに組んだときに、相手の差し手の上(上手)から廻しを取って投げる技です。右上手から投げれば「右からの上手投げ」と言います。相手が倒れなくとも、その投げによって相手が土俵の外に出れば、決まり手は「上手投げ」となります。
四つに組んだときに、相手の差し手の下(下手)で取って投げる技です。右下手から投げれば「右からの下手投げ」と言います。相手が倒れなくとも、その投げによって相手が土俵の外に出れば、決まり手は「下手投げ」となります。
相手の差し手を外側から抱え込み、上から押さえつけるようにして相手を投げる技です。相手に差されて寄られた時に逆転する技であり、廻しを取らずに強引に投げる技なので相手から反撃に遭うことも多い技です。
まわしを取らずに差し手を返し、相手のわきの下からすくうように投げる技です。
上手まわしを取ったひじで相手の差し手を極め、廻しを取っていない方の足を引いて体を開き、押し出すように相手を前に投げ倒す技です。決まると相手は引きずられるようになり、土俵に這うように倒れます。
下手まわしを引き脇を締め、下手と反対の足を引いて体を開き、押し出すように相手を前に投げ倒す技です。決まると相手は引きずられるようになり、土俵に這うように倒れます。
組み手の上手、下手にかかわらず、深く腰を入れて相手の体を自分の腰に乗せ、相手を投げる技です。まわしを取らないで投げることもあり、腰に乗せて投げて勝てば「腰投げ」となります。
左右どちらかの手で、相手の首を巻きつけ、腰を入れて体をひねりながら相手を巻き込むようにして投げる技です。相手に両差しを許して廻しを取れないまま、土俵際に追い詰められた時に逆転を狙う捨て身の技でもあります。
前に出てくる相手の片腕を両手でつかみ、相手のふところに入って肩にかつぎ、前に投げ倒す技です。体重差があると相手に潰されてしまう場合もあるので、あまり見ることの出来ない大技です。
四つに組み、右(左)足を相手の、右(左)足のひざの外側に掛けて、吊っておいて払うように投げる技です。「二丁」とは、「二本足」のことで、うまく決まれば相手の両足がまとめて払われるので、相手の体が宙で1回転する大技です。
四つに組み、相手のまわしを十分に引きつけて、自分の片足のひざか股を相手の内股に入れ、その足に相手の体を乗せるように吊り気味に持ち上げてから振るように、投げ落とす技です。両力士の力の差が大きくないと見られない大技です。
四つ身の攻防のなかで、片足を相手の内股に入れて掛け、跳ね上げながら投げて勝つ技です。返し技として相手の外掛けを内側から跳ね上げて投げる場合もあります。
上手で相手の後ろまわしをつかみ、相手の体を宙に浮かせて、つかみ上げた後方に投げる技です。よほど腕力のある力士でないと出来ない大技で、滅多に出ない珍しい技です。
自分の右(左)足を相手の左(右)足の内側に掛けてその足を引き、相手の重心を失わせ仰向けに倒す技です。
自分の右(左)足を相手の左(右)足の外側から掛けてその足を引き、後ろに倒しす技です。相手が吊ろうとしたり投げを打とうとして膝が伸びた瞬間に、出来るだけ足首に近い位置にかけると綺麗に決まります。
自分の右(左)足のつま先を相手の右(左)足のかかとに内側から掛けて手前に引き、上体を反らして相手を横か後ろにひねり倒す技です。足を掛ける形が材木の荒削りに使う「手斧(ちょうな)」に似ているところが名前の由来です。
左(右)からの場合は、相手の右(左)ひざの外側に自分のひざを当てて、後ろにひねるように倒す技です。「外掛け」とは違い、相手の膝に足をかけず、また自分の足は土俵につけたままなのがこの技です。
自分の右(左)足を相手の左(右)足の内側に掛け、跳ね上げながら同時に相手の首などを抱え込んで体を反って後ろに倒す技です。同時に倒れても必ず相手の体の方が下になる必殺技です。
いきなり相手の右(左)足首を自分の右(左)足の裏で内側から外に蹴りながら、同時に体を開いて相手の肩を叩いて前に落とすように倒す技です。
立ち合いの瞬間、体を開いて相手の足を内側から外に蹴り、肩などを叩くか、手をたぐって前に倒す技です。
相手の右(左)足を「内掛け」か「外掛け」して、左(右)足を手で掬い、頭で相手の胸を押して、仰向けに倒す技です。「内(外)掛け」、「足取り」、「押し(寄り)」の三つの技で相手の両足と胸の三箇所を攻めるので、この名前がつきました。
相手のひざか太ももを片手で外側から抱え込んで内へ引き、もう一方の手で相手を押し込み、体をあずけて相手を倒す技です。
相手の体を吊り上げ、右(左)足で相手の左(右)足のくるぶしのあたりを外側から蹴って、蹴った足の方へ倒す技です。「二枚」とは足の膝から足首の部分の外側のことを言います。
投げや「引っ掛け」を打ち、相手が残そうと前に出した右(左)足を、右(左)手で外側から掬い上げて相手を仰向けに倒す技です。
投げや「引っ掛け」を打ち、相手が残そうと前に出した右(左)足を、右(左)手で外側から掬い上げて相手を仰向けに倒す技です。
投げや「引っ掛け」を打ち、相手が小股を掬われるのを避けて、反対側の足を出したとき、その遠い方の足を、内側から掬って相手を仰向けに倒す技です。
相手の体の横につくようにして、前に泳いだ相手のつま先を取って、後ろに引き上げて相手を倒す技です。技の名前はつま先の「つま」からきています。
褄取りに似ていますが、この技はつま先ではなく、相手の足首の正面から掴んで引き上げて倒す技です。
相手の下にもぐり込み、両手で相手の片足を抱えて倒すか、土俵外に出す技です。小柄な力士が得意技としています。
相手に投げを打たれたとき、こらえながら一方の手で相手の足首を外側から取って倒す技です。相手の足首が着物の裾の位置にあたることから、この名がつきました。
「出し投げ」や「引っ掛け」を打ったとき、相手が残そうとして右(左)足を前に出したとき、後ろから左(右)足を払って、相手を倒す技です。
腰を低く落とし、相手が上にのしかかるようにしてきたとき、両手で相手のひざのあたりを抱えるか、押し上げて後ろに反って相手を倒します。滅多に見られない大技です。
相手の差し手のひじを抱えて、その腕の下をもぐり込んで腰を落とし、一方の手で相手の足を内側から取って、たすきを掛けるようにして相手を後ろに反って倒す技です。
相手の差し手を抱え、上からもう一方の手を相手の差し手の方の内股に入れ自分の体を反らせて倒す技です。
相手の差し手のわきの下に自分の頭を入れ、足を踏み込んで切り返すように後ろへ倒すか、「外掛け」で反り倒す技です。
相手の脇の下をくぐり抜けながら自分の体を後ろに反らせて、相手を倒す技です。
「たすき反り」と同じ形で入って、相手を肩にかつぎ上げてから後ろに反り倒して勝つ大技です。
片手を相手のわきの下か脇腹にはずに当て、体を開きながら相手の重心を傾けさせ、斜め下に押さえつけるように倒す技です。
相手の出る反動を利用してまわしを取らないで、差し手で相手の体を抱え、巻き込むようにして横にひねり倒す技です。突き落としに似ていますが下手から巻き込んでいるかで決まり手が変わります。
突き押しの攻防や差し手争いのなかで、相手の片腕を両手で抱え取り、体を開いて手前にひねり倒す技です。
「とったり」を打たれたとき、取られた腕を抜くようにして腰をひねり、逆に相手を倒すカウンター技です。「とったり」を逆に打ち返すので、この名前がつきました。
差し手で相手の腕のつけねを抱えるか、わきに引っかけるようにして前に引き、体を開きながらもう一方の手で相手の肩などを叩いて引き倒す技です。
差している右(左)手を抜き、その手で相手の右(左)ひざの外側を払いながら、左(右)手で相手の右(左)差し手を抱えてひねり倒す技です。
相手の内ももを下から手で払い、体をひねって相手を倒ま技です。相手の膝の外側から払うようにするのが外無双です。
相手の肩か胸に頭をつけて食い下がり、相手の差し手を抱え込むか、ひじをつかんで手と首を同時に捻りながら倒す技です。頭を使って相手を捻り倒すことから頭ひねりといい、これがナマって「ずぶねり」になりました。
相手の上手まわしを取り、その上手の方へ捻って相手を倒す技です。
差し手でまわしを引き、まわしを取った下手のほうから、ひねって相手を倒す技です。上手投げとの合わせ技になる場合が多いのも特徴です。
相手の差し手を両手で抱え、体を上手の方に開いて後ろへ振り切るようにひねり倒す技です。きれいに決まると網を引く姿に似ているので、この名前がつきました。
外側から相手の腰を両まわしか両手で引きつけて、上からのしかかるようにして相手の腰を下につぶして、膝をつかせる技です。
右手で上手を取る場合、右手を相手の頭の上から回して相手の右腰のまわしを取り、右の方に捻りながら引き、振り回すように投げる技です。
大きく肩越しに相手の上手を取り、身体を反らずに、つかんだ腕の方向に投げる技です。
相手の片腕を両手で抱え、外側にひねって倒す技です。小手捻りと似ていますが、上手や下手を取らないのが「腕捻り」、片方の手で上手又は下手を取るのが「小手捻り」となります。
相手の腕をかかえ、かかえた方へ捻り倒す技です。腕捻りと似ていますが、上手や下手を取らないのが「腕捻り」、片方の手で上手又は下手を取るのが「小手捻り」となります。
相手の首の背側で両手を組んで左右どちらかにひねり倒す技です。相手の体の後ろで両手が合掌する形になるので、この名前がつきました。
相手の首・頭を両手ではさんで左右に捻り倒す技です。首や頭を徳利の首に見立てたところから、この名前がつきました。
片手で相手の首を巻き、一方で相手の差し手をつかみ、左右のどちらかへ相手をひねり倒します。劣勢に回った時の逆転技です。
相手の腕を引いたり、肩を手前に引いたりして相手を自分の手前に引き倒す技です。前まわしをつかんで引くこともあります。
相手が突いてくるか差してくるかしたとき、その腕を一方の手で内側から、もう一方の手で外側から引っ掛けるようにして体を開き、相手を前に落とすか土俵の外に飛び出させる技です。
相手が低く出てきたとき、体を開きながら片手または両手で相手の肩、背中、腕などを叩いて落とす技です。
相手の首または後頭部を、手首または腕でたたき落とす技です。
両まわしを引きつけ、腰を入れて相手の正面から体を吊り上げて土俵外へ出す技です。まわしを取らずに相手を抱えて吊るときもあります。
相手の後ろに回り、相手の身体を持ち上げてそのまま土俵外へ吊り出す技です。
正面から相手の体を吊り上げて、その場に落として倒す技です。
相手を後ろから吊り上げて、その場に落として倒す技です。
相手の後ろに回り、押すか突いて土俵外に出す技です。土俵内で倒すと「送り倒し」になります。
相手の後ろに回って押すか、突くかして土俵内で倒す技です。倒さずこのまま土俵の外に押し出せば「送り出し」になります。
相手の後方から投げ倒す技です。この時の投げの種類は問わず、相撲では後ろからの投げは全て「送り投げ」となります。
相手の後方から足を掛けて倒す技です。この時、外掛け・内掛けは問いません。足を掛けずに相手を倒せば「送り投げ」又は「送り倒し」となります。
相手の後方で自分の手前に引き倒す技です。この時、相手の廻しに手が掛かっていてもいなくても構いません。
土俵際に寄り詰められたとき、腰を落とし体を反って相手の体を腹に乗せ、左右にひねるようにして土俵外に投げ捨てる技です。土壇場で劣勢を逆転する起死回生の技です。
相手の差し手、首、肩の関節を極めて動きを封じ、そのまま土俵外に出して勝つ技です。相手の両腕の関節を締め付ける事を「閂(かんぬき)」と呼びます。
相手の差し手、首、肩の関節を極めて動きを封じ、関節をしめつけながら相手を横に振り倒す技です。相手が倒れず土俵の外に押し出されれば「極め出し」となります。
相手に背を向け、もたれこむようにして相手を土俵から出したり倒したりして勝つ事を言います。意識してかける技というより、流れの中で偶然決まる技と言えます。
相手の体をふところに呼び込んで、反動をつけるようにして差し手を返し、前に突きつけて相手を倒す技です。別名「仏壇返し」とも呼ばれています。
四つに組んで、片方の手で相手の二の腕をつかむか、はずに当ててもう一方の手を上手か下手でまわしを取るか、小手に巻いて寄り切って勝つのが割り出しです。足がついていくと押し出しや寄り切りにされる場合があります。両力士の体が割れたように離れるのでこの呼び名になりました。
相手を土俵際に詰めながら、勢い余って自分の足を先に土俵外へ出してしまい、相手に勝ち星を与えてしまう事です。
相手が技を仕掛けていないのに、体勢を崩して腰から落ちてしまい、相手に勝ち星を与えてしまう事です。
相手の力が加わら無い状態で自分の手を土俵についてしまい、相手に勝ち星を与えてしまう事です。
相手の力が加わら無い状態で自分の膝を土俵についてしまい、相手に勝ち星を与えてしまう事です。
相手の力が加わら無い状態で自分の足が土俵の外に出てしまい、相手に勝ち星を与えてしまう事です。