グアテマラ共和国・ホンジュラス共和国─ エリアガイド ─

グアテマラ共和国・ホンジュラス共和国の基本情報

※2026年4月現在の情報です

正式名称
グアテマラ共和国(Republic of Guatemala)
ホンジュラス共和国(Republic of Honduras)
国旗
グアテマラ共和国 国旗

グアテマラ共和国

ホンジュラス共和国 国旗

ホンジュラス共和国

現地紹介
グアテマラ共和国は中央アメリカ北部に位置し、メキシコやホンジュラスなどと国境を接する国で、首都はグアテマラシティ。 国土は火山帯に属し、美しい高原や湖、熱帯雨林が広がります。特にアティトラン湖周辺は「世界一美しい湖」と称され、多くの旅行者を魅了しています。
歴史的には、古代マヤ文明の中心地として栄え、現在でもティカル遺跡のような壮大な遺跡が残っています。16世紀にはスペインに征服され、植民地支配を経て1821年に独立しました。その後は長い内戦(1960〜1996年)を経験し、現在は観光地としての整備が進んでいます。
文化面ではマヤ系先住民の伝統が色濃く残り、民族衣装や市場の色彩は非常に華やかです。 アンティグアの街並みはコロニアル建築が美しく、アンティグア・グアテマラとして世界遺産にも登録されています。

ホンジュラス共和国はグアテマラの東に位置し、カリブ海と太平洋の両方に面する自然豊かな国です。首都はテグシガルパ。 山岳地帯が多く、国土の多くが森林に覆われています。
歴史的には、グアテマラ共和国同様、マヤ文明圏に属し、特にコパン遺跡は精緻な彫刻で知られる重要な遺跡です。 スペイン統治を経て1821年に独立しましたが、その後は政治的混乱や経済的課題を抱えてきました。
観光のハイライトはカリブ海に浮かぶバイア諸島で、とりわけロアタン島は透明度の高い海とサンゴ礁で知られ、ダイビングやシュノーケリングの名所として人気が高く、また手つかずの自然が残る国立公園ではエコツーリズムも盛んです。 文化はスペイン系と先住民文化、さらにアフリカ系文化が融合しており、音楽や食文化にも多様性が見られます。 治安には注意が必要とされていますが、観光地では比較的整備が進んでいます。
言語
グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国共にスペイン語
グアテマラ共和国の地方では、21種類のマヤ系言語が用いられています。
通貨

グアテマラ共和国の通貨はケツァル(GTQ)
1ケツァル=日本円約21円(2026年4月現在)

ホンジュラス共和国の通貨はレンピラ(HNL)
1レンピラ=日本円約6円(2026年4月現在)

時差
グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国共に時差は日本よりマイナス15時間(サマータイムなし)
パスポート
グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国共に入国時6カ月以上必要。パスポートは見開き2ページ以上が必要です。
ビザ
グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国共に観光目的であれば90日以内の滞在は不要。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポートをお持ちの場合はビザが必要です。韓国のパスポートをお持ちの場合は日本人と同様です。
電圧とプラグ
グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国共に電圧は110ボルト、60ヘルツ。プラグはAタイプ(使用場所により異なります。マルチタイプのプラグをお持ち下さい。)
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
国際電話
グアテマラ共和国 国番号+502
ホンジュラス共和国 国番号+504
天気
グアテマラ共和国の気候は、雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)に分かれ、雨季のシーズンが冬にあたり、午後にスコールのような雨が降るのが特徴です。
太平洋およびカリブ海に面した地域、内陸の高原地域とでは気温や湿度も異なります。ティカル遺跡のあるペテン地方等の熱帯低地エリアは年間を通じかなり蒸し暑く、内陸部の標高2,000mを越えるチチカステナンゴ等は朝夕の冷え込みが厳しいです。

(アンティグア・グアテマラ)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高222425252523232323222222
最低121213151616151515151312
※単位:℃

ホンジュラス共和国の気候は、雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)に分かれています。地域によって多様な気候があります。
コパン遺跡など内陸部の観光は乾季がおすすめです。カリブ海沿岸は熱帯性気候のため年間を通じて安定していますが、9月~1月は風が強く海も荒れ、ハリケーンが来る事もあります。

(コパン)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高232427282827262626242322
最低141415161718181818171615
※単位:℃
世界遺産
グアテマラ共和国
  • ティカル国立公園(複合遺産・1979年)
  • アンティグア・グアテマラ(文化遺産・1979年)
  • キリグアの遺跡公園と遺跡群(文化遺産・1981年)
  • タカリク・アバフ国立考古公園(文化遺産・2023年)
ホンジュラス共和国
  • コパンのマヤ遺跡(文化遺産・1980年)
  • リオ・プラタノ生物圏保存地域(自然遺産(危機遺産)・1982年)
大使館・観光局

グアテマラ共和国

ホンジュラス共和国

危険・スポット・広域情報
以下、外務省海外安全ホームページ

グアテマラ共和国・ホンジュラス共和国の観光情報

アンティグア・グアテマラ(グアテマラ共和国)

イメージ:アンティグア・グアテマラ(グアテマラ共和国)
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アンティグア・グアテマラ(グアテマラ共和国)

アンティグア・グアテマラは、グアテマラ南部の高原地帯に位置する美しい古都で、かつてスペイン植民地時代の首都として栄えた歴史を持っています。
16世紀に建設されて以来、中米における政治・文化の中心として繁栄してきましたが、度重なる地震により1773年に首都機能は現在のグアテマラシティに移されました。 その結果、アンティグアは近代化の波を免れ、コロニアル様式の街並みが良好な状態で保存されています。
石畳の道路やカラフルな建物、アーチ型の回廊が続く街並みは非常に風情があり、街全体がユネスコ世界遺産に登録されています。 ランドマークであるサンタ・カタリナのアーチや壮麗な教会・修道院跡は訪れる人々を魅了します。
周囲にはアグア火山やフエゴ火山といった雄大な火山がそびえ、自然と歴史が調和した景観が広がるのも特徴的です。 グアテマラ文化を体感できる拠点としても人気が高く、伝統工芸や織物、市場などで色鮮やかなマヤ文化に触れることができます。 カフェやレストランも充実しており、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
歴史的遺産と美しい街並み、豊かな文化が融合したアンティグア・グアテマラは、中米を代表する観光都市として高い人気を誇り、訪れる人に特別な時間を提供してくれます。

ティカル遺跡(グアテマラ共和国)

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ティカル遺跡(グアテマラ共和国)

ティカル遺跡は、グアテマラ北部ペテン県の熱帯雨林に広がるマヤ文明最大級の都市遺跡であり、ユネスコ世界遺産にも登録されています。 紀元前4世紀頃から発展し、最盛期の7〜8世紀には広大な領域を支配する強大な都市国家として栄えました。
遺跡内には高さ60メートルを超える神殿ピラミッドがそびえ、密林の上に突き出すその姿は圧巻です。 特に「大神殿Ⅰ号」や「大神殿Ⅱ号」は代表的な見所で、頂上からはジャングルの絶景が広がります。 サルやオオハシなど野生動物も多く、自然と遺跡が一体となった神秘的な空間を体感できる観光地です。

コパン遺跡(ホンジュラス共和国)

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コパン遺跡(ホンジュラス共和国)

コパン遺跡は、ホンジュラス西部、グアテマラ国境近くに位置するマヤ文明屈指の重要遺跡で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。 紀元後5世紀から9世紀にかけて繁栄し、特に高度な石彫技術で知られています。
遺跡内には王の歴史を刻んだ精緻な石碑(ステラ)や祭壇が点在し、マヤ文字の解読に大きく貢献しています。 中でも「神聖文字の階段」は、数千に及ぶ象形文字が刻まれた壮大な建造物で、見所の一つです。
周囲は緑豊かな渓谷に囲まれ、静かな環境の中で古代都市の面影を感じることができます。 学術的価値と観光的魅力を兼ね備えた遺跡です。

十字架の丘(グアテマラ共和国)

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十字架の丘(グアテマラ共和国)

セロ・デ・ラ・クルス(通称「十字架の丘」)は、グアテマラの古都アンティグア・グアテマラを一望できる人気の展望スポットです。 丘の頂上には大きな石造りの十字架が据えられ、その名の由来となっています。
街並みの奥に聳えるアグア火山の雄大な姿を望むことができ、特に晴れた日の景観は圧巻です。 かつては見張りの役割も果たしたこの場所は、現在では観光客や地元の人々が訪れる憩いの場となっています。
石畳の街と自然が織りなす美しいコントラストを楽しめ、アンティグア屈指のビューポイントです。

キリグア遺跡(グアテマラ共和国)

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キリグア遺跡(グアテマラ共和国)

キリグア遺跡は、グアテマラ東部、カリブ海へ流れるモタグア川流域に位置するマヤ文明の重要遺跡で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。 紀元後4世紀頃から繁栄し、特に8世紀には都市国家として大きな勢力を誇っていました。
最大の特徴は、高さ10メートルを超えるものもある巨大な石碑(ステラ)で、精緻な彫刻と碑文はマヤ文字研究の貴重な資料となっています。 また、動物や神を象ったズームーフと呼ばれる石造物も見所の一つです。
密林に囲まれた遺跡は神秘的な雰囲気に満ち、訪れる観光客に古代文明の息吹を静かに伝えてくれます。

リオ・プラタノ生物圏保存地域(ホンジュラス共和国)

リオ・プラタノ生物圏保護区は、ホンジュラス北東部のモスキティア地方に広がる広大な自然保護区で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
カリブ海に面し、熱帯雨林、湿地、川、海岸といった多様な生態系が一体となった希少な地域です。 ジャガーやバク、サル類などの野生動物が生息し、鳥類も非常に豊富で、生物多様性の宝庫として知られています。
また、この地には先住民の伝統的な暮らしが今も息づいており、自然と共生する文化にも触れることができます。 観光はエコツーリズムが中心で、ボートによる川下りやジャングルトレッキングが人気です。

タカリク・アバフ国立考古公園(グアテマラ共和国)

タカリク・アバフ国立考古公園は、グアテマラ南西部、太平洋沿岸に近い丘陵地帯に位置する重要な考古遺跡です。 紀元前1,000年頃から栄えたこの地は、オルメカ文明とマヤ文明の特徴が交差する貴重な遺跡として知られ、両文化の移行を示す遺構が数多く発見されています。
園内には石彫や祭壇、ピラミッド状の構造物が点在し、古代の宗教儀礼や権力構造をうかがわせます。 緑豊かな自然の中に広がる遺跡は静寂に包まれ、観光客はゆったりと歴史に触れることができます。 ユネスコ世界遺産にも登録され、学術的にも観光的にも注目を集めるスポットとなっています。