アルゼンチン共和国─ エリアガイド ─
アルゼンチン共和国の基本情報
※2026年1月現在の情報です
- 正式名称
- アルゼンチン共和国(Argentine Republic)
- 国旗

- 現地紹介
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アルゼンチン共和国は南米大陸の南部に位置し、面積は日本の約7.5倍と広大な国です。
首都はブエノスアイレスで、ヨーロッパ風の街並みと南米らしい情熱的な文化が融合した都市として知られています。 人口は約4,600万人、公用語はスペイン語、通貨はアルゼンチンペソです。
アンデス山脈、パンパ草原、パタゴニアの氷河地帯、イグアスの滝など国土の多様性は世界有数の国です。
歴史をさかのぼると、16世紀にスペインが進出し、長く植民地支配を受けていました。 1816年に独立を宣言した後、19世紀後半から20世紀初頭にかけてヨーロッパから多くの移民を受け入れ、現在の文化的基盤が形づくられました。 20世紀は政治的混乱や軍事政権の時代も経験しましたが、民主化を経て現在に至っています。 こうした歴史は、街並みや人々の価値観、芸術文化に色濃く反映されています。
アルゼンチンで特に有名なのがアルゼンチンタンゴです。 ブエノスアイレスの港町で生まれたこの音楽とダンスは、哀愁と情熱を併せ持ち、今ではアルゼンチンを象徴する存在です。 ブラジル同様、サッカーは国民的スポーツで、マラドーナやメッシといった世界的スターを生んだことでも知られています。 食文化では、牛肉を豪快に焼くアサードやマテ茶が有名です。
観光の見どころとして、ブエノスアイレスは、カラフルな家並みのラ・ボカ地区、優雅なレコレータ墓地、歴史あるカフェ巡りをお楽しみいただけます。 北東部には世界三大瀑布の一つイグアスの滝があり、その迫力は圧巻です。 南部パタゴニアでは、ペリト・モレノ氷河やフィッツロイ山の雄大な自然が旅行者を魅了します。 さらにワイン好きには、アンデス山麓のメンドーサ地方も有名な街です。
アルゼンチンは、都市文化と大自然、歴史と情熱が共存する国です。 様々な表情を見せてくれる魅力的な国と言えるでしょう。 - 言語
- スペイン語
- 通貨
- アルゼンチン共和国の通貨はアルゼンチンペソ(ARS)
1アルゼンチンペソ=日本円約0.11円(2026年1月現在) - 時差
- 時差は日本よりマイナス12時間(サマータイムなし)
- パスポート
- 入国時6カ月以上必要。パスポートの未使用ページ2ページ以上必要。
- ビザ
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90日以内の短期滞在の場合は不要。
※但し、米国を経由して行かれる際には、米国のESTA(アメリカ電子渡航認証)取得が必要です。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポートをお持ちの場合には90日以内なら免除の可能性もありますが、原則としてアルゼンチン大使館でのビザ(査証)申請が必要です。韓国のパスポートをお持ちの場合は日本のパスポートと同様の扱いです。 - 電圧とプラグ
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電圧は220ボルト/50ヘルツ、プラグはC、Oタイプ(使用場所により異なります)
- 国際電話
- 国番号+54
- 天気
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アルゼンチン共和国は国土が南北に長いため、北部(イグアスなど)は亜熱帯気候で、夏は高温多湿で雨季(12月~3月頃)、冬は乾燥し穏やかです。
中部(ブエノスアイレスなど)は温帯性気候で、夏は暑く湿度が高く、冬は涼しく、風が強いです。
西部(メンドーサなど)は標高が高く、乾燥し、日照が豊富で、夏は暑く乾燥し、冬は寒冷で降雪もあります。
南部(ウシュアイアなど)は寒冷な砂漠気候からツンドラ気候で、年間を通して強い風が吹き、体感温度は気温以上に寒く感じます。
冬は厳しく雪も降ります。季節は日本と逆転します。(ブエノスアイレス)
※単位:℃気温 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 最高 28 27 25 21 18 15 14 16 18 21 24 27 最低 21 20 19 15 12 9 9 10 11 14 17 19 - 世界遺産
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- ロス・グラシアレス(自然遺産・1981年)
- グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)(文化遺産・1983、1984年)
- イグアス国立公園(自然遺産・1984年)
- リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス(文化遺産・1999年)
- バルデス半島(自然遺産・1999年)
- イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群(自然遺産・2000年)
- コルドバのイエズス会管区とエスタンシアス(文化遺産・2000年)
- ケブラーダ・デ・ウマワーカ(文化遺産・2003年)
- カパック・ニャン アンデスの道(文化遺産・2014年)
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献(文化遺産・2016年)
- ロス・アレルセス国立公園(自然遺産・2017年)
- ESMA博物館と記憶の場-かつての拘禁、拷問、虐殺の秘密収容所(文化遺産・2023年)
- 大使館・観光局
- 危険・スポット・広域情報
- 外務省海外安全ホームページ
アルゼンチン共和国の観光情報
ブエノスアイレス
ブエノスアイレス
ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都であり、「南米のパリ」とも称される美しい港町です。
19世紀から20世紀初頭にかけて多くのヨーロッパ移民が流入した影響で、街並みにはフランスやイタリアを思わせる建築が数多く残っています。
政治・経済・文化の中心地であると同時に、芸術と情熱が息づく観光都市です。
市内観光の拠点となるのが五月広場周辺で、大統領府カサ・ロサダやカビルドなど国の歴史を象徴する建物が集まっています。
南部のラ・ボカ地区は、カラフルな家並みとタンゴの発祥地として有名で、散策するだけでも活気を感じられます。
洗練された雰囲気のレコレータ地区には、美しい彫刻で知られるレコレータ墓地があり、多くの観光客が訪れます。
夜には本場のタンゴショーを鑑賞しながらお食事を楽しむディナーショーがおすすめです。
まさにブエノスアイレスならではの体験といえるでしょう。
ブエノスアイレスのレストランでは、ジューシーなステーキやアサード、甘いドルセ・デ・レチェを使ったデザートなどご満足いただけるに違いありません。
イグアスの滝
イグアスの滝
イグアスの滝はアルゼンチンとブラジルの国境に広がる世界有数の大瀑布で、アルゼンチン側はその約8割を占め、迫力ある景観を間近で体感できるのが大きな魅力です。
玄関口となる町はプエルト・イグアスで、国立公園として整備されたエリアから滝の観光が始まります。
アルゼンチン側観光の最大の見どころは「悪魔の喉笛(ガルガンタ・デル・ディアブロ)」です。遊歩道とトロッコ列車を利用してアクセスでき、轟音とともに大量の水が落下する光景は圧倒的な迫力があります。
上部回廊・下部回廊と呼ばれる遊歩道では、滝を見下ろしたり、ほぼ同じ目線で眺めたりと、多角的に滝を楽しめます。
水しぶきがかかるほど近づけるのもアルゼンチン側ならではです。
公園内は亜熱帯雨林に囲まれ、色鮮やかな蝶や鳥、運が良ければハナグマなどの野生動物に出会えることもあります。
観光のベストシーズンは水量が安定する春から初夏ですが、水量が増加している時期は迫力が増します。
大自然の力強さと豊かな生態系を体感できるイグアスの滝は必ず訪れたい感動の観光名所です。
メンドーサ
メンドーサ
メンドーサはアルゼンチン西部、アンデス山麓に広がるワインの名産地で、特にマルベック種を中心とした赤ワインが世界的に有名です。
首都メンドーサ市は穏やかな都市で、カフェ巡りを楽しみながら、街のリラックスした雰囲気を味わえます。
街を囲むアンデスの山々は、訪れる人々に壮大な景観を与えてくれます。
観光のハイライトはワイナリー巡りです。広大なブドウ畑を見渡しながら、試飲やワイン工場見学が可能で、地元の美味しい食事と合わせてお楽しみいただけます。
アウトドア好きには、アンデス登山やトレッキング、アコンカグア山を望むハイキングも人気です。
冬季にはスキーリゾートも開かれ、四季を通じて自然と触れ合えます。
市内の温泉やスパ施設でリラックスするのもおすすめの1つです。
ワインと自然、落ち着いた街歩きが融合するメンドーサは、アルゼンチンの豊かな文化と大地の恵みを感じることができる観光地です。
エル・カラファテ
エル・カラファテ
エル・カラファテはアルゼンチン南部パタゴニア地方に位置する小さな町で、世界的に有名なペリト・モレノ氷河への玄関口として知られています。
人口は少ないものの、観光インフラが整っており、ホテルやレストランなど充実しています。
街自体もアンデス山脈の雄大な景色に囲まれ、パタゴニア特有の乾燥した風景を楽しめます。
最大の見どころはもちろんペリト・モレノ氷河で、アルゼンチン側のロス・グラシアレス国立公園内にあります。
展望デッキや遊歩道から、氷河の青く輝く巨体や、時折崩れ落ちる氷の迫力を間近で見ることができます。
ボートツアーやトレッキングツアーに参加すれば、氷河のすぐそばまで接近し、そのスケールの大きさを肌で感じることができます。
近くには、ラゴ・アルヘンティーノ湖やバルデス半島などの自然観光地もあります。
ハイキングや乗馬、釣りなどアウトドアアクティビティが豊富で、自然愛好者には最適の場所です。
また、パタゴニア料理を提供するレストランも多く、ラム肉やトラウトなど地元食材を使ったお食事が味わえます。
エル・カラファテは、壮大な氷河と手つかずの自然、静かで落ち着いた街の雰囲気が融合した、パタゴニア観光の拠点です。
サルタ
サルタ
サルタはアルゼンチン北西部に位置する歴史ある都市で、スペイン植民地時代の面影を色濃く残す美しい街並みが魅力的です。
「ラ・リンダ(美しい街)」の愛称で親しまれ、カラフルな建物や石畳の街路、歴史的教会がお出迎えします。
街の中心にはサルタ大聖堂や中央広場(プラザ9・デ・フリオ)があり、散策しながらコロニアル建築の美しさを堪能できます。
サルタ観光のハイライトは、街を取り囲む自然景観と周辺の村々です。アンデス山脈を背景に広がる渓谷地帯「カリャカ渓谷」や七色に彩られた丘「セロ・デ・セテ・コロレス(七色の丘)」は人気スポットです。
ポンパナ村やサマイパタなどの小さな村を訪れれば、先住民文化や伝統工芸に触れることもできます。
サルタは食文化も豊かで、アンデス地方特有のタマルやエンパナーダ、地元産ワインやフルーツを使ったデザートもお楽しみいただけます。
伝統音楽フォルクローレのライブが頻繁に行われ、文化的体験も充実しています。ゆったりとした街歩きと壮大な自然景観の両方を楽しめる魅力ある街です。
ウシュアイア
ウシュアイア
ウシュアイアはアルゼンチン南端、ティエラ・デル・フエゴ島に位置する世界最南端の都市です。
「地球の果ての町」と呼ばれるその独特な立地から、南極クルーズの出発点としても有名な街です。
街はビーグル水道に面し、背後にはアンデス山脈がそびえるため、海と山の景観が同時に楽しめる魅力的な観光地です。
ウシュアイア最大の見所は、ロス・グラシアレス国立公園やティエラ・デル・フエゴ国立公園でのアウトドア体験です。
ハイキングやトレッキング、ボートツアーでは、氷河や湖、原生林の大自然を間近に感じることができます。
ビーグル水道クルーズでは、ペンギンやアザラシ、海鳥などの野生動物に出会えることが魅力です。
かつての刑務所跡を利用した博物館や灯台巡りなどの観光もあります。
寒冷地ならではのラム肉料理やシーフード、地元産チーズやビールも味わえます。
ウシュアイアは四季を通じてアクティビティが豊富で、夏はハイキングやカヤック、冬はスキーやスノートレッキングも楽しめます。
地球の最果てで、手つかずの自然と野生動物、アウトドアアクティビティを存分に体験できるウシュアイアは、冒険心を刺激するアルゼンチン南端の魅力的な観光都市です。
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- Photo credits:
- ©Visit Argentina / ©MERCOSUR

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