カザフスタン共和国・キルギス共和国・タジキスタン共和国─ エリアガイド ─

【中央アジア】カザフスタン・キルギス・タジキスタンの基本情報

※2026年4月現在の情報です

正式名称
カザフスタン共和国(Republic of Kazakhstan)
キルギス共和国(Kyrgyz Republic)
タジキスタン共和国(Republic of Tajikistan)
国旗
カザフスタン共和国 国旗

カザフスタン共和国

キルギス共和国 国旗

キルギス共和国

タジキスタン共和国 国旗

タジキスタン共和国

現地紹介

カザフスタン共和国
中央アジア最大の国土を誇るカザフスタン共和国は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、広大な草原と砂漠、そして近代都市が共存する国です。 北はロシア、西はカスピ海、東は中国と接し、シルクロードの重要な通過点として古くから交易と文化の交差点として栄えてきました。
歴史的には遊牧民族の文化が深く根付いており、13世紀にはモンゴル帝国の支配下にありました。 その後ロシア帝国、ソビエト連邦の一部を経て、1991年に独立を果たします。
現在は資源大国として急速な経済成長を遂げており、特に石油や天然ガスの輸出が国の産業を支えています。 首都のアスタナ(旧ヌルスルタン)は未来的な建築が立ち並ぶ近代都市で、巨大テント型のショッピングモールや独創的な政府施設が観光客の目を引きます。 旧都アルマトイは山々に囲まれた美しい街で、文化と自然が調和した魅力を持っております。
観光のハイライトは、広大なステップ地帯やアルタイ山脈の自然、さらには宇宙開発の拠点であるバイコヌール宇宙基地など多岐にわたります。 遊牧文化に触れる体験や、伝統的な馬乳酒クムスなどの食文化も見逃せません。

キルギス共和国
天山山脈の雄大な自然に抱かれたキルギス共和国は、「中央アジアのスイス」とも称される山岳国家です。 国土の大部分を山地が占め、標高3,000メートルを超える峰々や高原湖が広がります。世界有数の透明度を誇るイシク・クル湖は、この国を象徴する景観の一つです。
歴史的には遊牧民の文化が色濃く、シルクロードの交易路として栄えました。 13世紀にはモンゴル帝国の支配を受け、その後ロシア帝国、ソビエト連邦の一部となります。 1991年に独立後は比較的民主的な政治体制を志向し、中央アジアの中でも開かれた社会として知られています。
首都のビシュケクは並木道と公園が多い穏やかな都市で、ロシア風の建築や近代的なカフェがあります。 都市を離れるとすぐに大自然が広がり、トレッキングや乗馬、ユルト(移動式住居)宿泊など、遊牧民の暮らしを体験できるのが大きな魅力です。
観光では、イシク・クル湖周辺のリゾートや、天山山脈でのアウトドア活動が人気を集めています。 また、伝統競技であるコクボル(馬上競技)など、遊牧文化を体感できるイベントも豊富です。 手つかずの自然と素朴な人々の温かさにぜひ触れてみてください。

タジキスタン共和国
中央アジア南東部に位置するタジキスタン共和国は、国土の9割以上が山岳地帯という険しくも美しい自然に恵まれた国です。 特にパミール高原は「世界の屋根」とも呼ばれ、壮大な山岳風景が広がる秘境として知られています。 この地域は古代よりペルシア文化の影響を強く受けており、言語も中央アジアでは珍しいイラン系のタジク語が用いられています。
シルクロードの要衝として栄えた歴史を持ち、さまざまな文明が交差してきました。 近代ではロシア帝国、ソビエト連邦の支配を経て、1991年に独立しましたが、その後内戦を経験し、現在は復興と安定を進めています。
首都のドゥシャンベは緑豊かな落ち着いた都市で、公園や博物館が点在します。中央アジアの中で独自の文化的個性を感じられる都市です。
観光の最大の魅力は、パミール・ハイウェイに代表される壮大な山岳ドライブです。 標高4,000メートルを超える峠を越えるルートは、世界でも屈指の絶景ロードとして知られています。 また、伝統的な村落文化や素朴な生活様式も観光客に深い印象を与えるでしょう。 自然と歴史、そしてペルシア文化の余韻が織りなすこの国は、冒険心を刺激する旅先といえます。

言語
カザフスタン共和国 国語はカザフ語。公用語はロシア語。
キルギス共和国 国語はキルギス語。公用語はロシア語。
タジキスタン共和国 公用語はタジク語。第二言語はロシア語。
通貨

カザフスタン共和国の通貨はテンゲ(KZT)
1テンゲ=日本円約0.33円(2026年4月現在)

キルギス共和国の通貨はキルギス・ソム(KGS)
1キルギス・ソム=日本円約1.82円(2026年4月現在)

タジキスタン共和国の通貨はソモニ(TJS)
1ソモニ=日本円約16.8円(2026年4月現在)

時差
カザフスタン共和国とキルギス共和国の時差は日本よりマイナス3時間(サマータイムなし)
タジキスタン共和国の時差は日本よりマイナス4時間(サマータイムなし)
パスポート
カザフスタン共和国 パスポートの残存期間が6ヶ月以上、査証欄の空きが2ページ以上必要
キルギス共和国 パスポートの残存期間がキルギス出国日まで有効なもの、査証欄の空きが1ページ以上必要
タジキスタン共和国 パスポートの残存期間が6ヶ月以上、査証欄の空きが2ページ以上必要
ビザ

カザフスタン共和国 不要。カザフスタン共和国に入国から30日間までの滞在(観光目的)。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポートをお持ちの場合、査証取得が必要となります。韓国のパスポートをお持ちの場合、日本人と同じくビザ取得が不要となります。
外国人渡航者に対する電子渡航認証(QazETA)の所得が試験運用されております。詳しくはこちら

キルギス共和国 不要。キルギス共和国に入国から60日間中30日間までの滞在(観光目的)。
係官の判断により出国用航空券、滞在費用証明の提示を求められる場合がございます。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポートをお持ちの場合、査証取得が必要となります。韓国のパスポートをお持ちの場合、日本人と同じくビザ取得が不要となります。

タジキスタン共和国 不要。タジキスタン共和国に入国から30日間までの滞在(観光目的)。
入国後10日以内に、国内にある「OVIR(オビール、査証・滞在登録局)」で滞在登録が必要ですが、通常滞在登録は、宿泊するホテルが代行いたします。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポート、韓国のパスポートをお持ちの場合、査証取得が必要となります。

電圧とプラグ

※使用場所により異なります。マルチタイプのプラグをお持ち下さい。

カザフスタン共和国の電圧は220~230ボルト/50ヘルツ、プラグはCとSEタイプ
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
キルギス共和国の電圧は220ボルト/50ヘルツ、プラグはCとSEタイプ
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
タジキスタン共和国の電圧は220~240ボルト/50ヘルツ、プラグはCタイプ
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
国際電話
カザフスタン共和国 国番号+7
キルギス共和国 国番号+996
タジキスタン共和国 国番号+992
天気
カザフスタン共和国
広大な国土を持つカザフスタン共和国は、典型的な大陸性気候に属しており、季節ごとの寒暖差が非常に大きいです。 冬は寒さが厳しく、北部では希望が氷点下20度以下に下がります。夏は乾燥しており、内陸部では40度近くまで上昇することもあります。降水量は全体的に少なく、草原地帯では晴天の日が多いです。
気候が穏やかな春(4月~6月)と秋(9月~10月)が観光に適した時期です。

(アルマトイ)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高-2181722272929241570
最低-10-9-251014161493-3-8
※単位:℃

キルギス共和国
山岳国家であるキルギス共和国は標高差があり、地域によって気候が大きく変わります。 ビシュケク周辺の低地では大陸性気候で、夏は温暖からやや暑く、冬は冷え込みが厳しいです。天山山脈の高地では年間を通じて冷涼で、夏でも朝晩は冷え込みます。イシク・クル個周辺は比較的温暖で、避暑地として人気が高いです。
降水量は春から初夏にかけて多く、トレッキングや観光は天候が安定する7月~9月がおすすめのシーズンです。

(ビシュケク)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高131119242931302517103
最低-8-60712161816115-1-6
※単位:℃

タジキスタン共和国
山岳地帯が大半を占めるタジキスタン共和国は、地域ごとで気候が異なります。基本的には乾燥した大陸性気候です。 首都のドゥシャンベなどの低地では、夏は非常に暑く乾燥し、気温が40度近くに達することもあります。冬は比較的穏やかだが、山岳地帯では厳しい寒さと積雪が見られます。
パミール高原では年間を通じて冷涼で、夏でも防寒対策が必要となります。6月~9月が観光に適しております。

(ドゥシャンベ)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高81015222733353530231610
最低-115101419201914941
※単位:℃
世界遺産
カザフスタン共和国
  • ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟(文化遺産・2003年)
  • タムガリの考古的景観にある岩絵群(文化遺産・2004年)
  • サルヤルカ-カザフスタン北部のステップと湖沼群(自然遺産・2008年)
  • シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(文化遺産・2014年)
  • 西天山(自然遺産・2016年)
  • トゥランの寒冬の砂漠群(自然遺産・2023年)
キルギス共和国
  • スライマン-ト―聖山(文化遺産・2009年)
  • シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(文化遺産・2014年)
  • 西天山(自然遺産・2016年)
タジキスタン共和国
  • サラズムの遺跡(文化遺産・2010年)
  • タジク国立公園(自然遺産・2013年)
  • シルクロード:ザラフシャン・カラクム回廊(文化遺産・2023年)
  • ティグロヴァヤ・バルカ自然保護区のトゥガイの森(自然遺産・2023年)
  • 古代ホタールの文化遺産群(文化遺産・2025年)
大使館・観光局

カザフスタン共和国

キルギス共和国

タジキスタン共和国

危険・スポット・広域情報
以下、外務省海外安全ホームページ

カザフスタン共和国・キルギス共和国・タジキスタン共和国の観光情報

古都ペンジケント(タジギスタン共和国)

イメージ:古都ペンジケント(タジギスタン共和国)
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古都ペンジケント(タジギスタン共和国)

古都ペンジケントは、タジキスタン共和国北西部、ゼラフシャン川流域に位置する古都で、「ソグディアナのポンペイ」とも称される歴史都市です。 起源は古代シルクロード時代にさかのぼり、交易と文化の中心地として栄えてきました。
見所は、郊外に広がる古代都市遺跡で、壁画や住居跡から当時の生活や宗教観を垣間見ることができます。 また近郊には美しいファン山脈が広がり、トレッキングや湖巡りの拠点としても人気があります。
素朴で落ち着いた街並みと、豊かな歴史・自然が調和する、知る人ぞ知る魅力的な旅先です。

チャリン渓谷(カザフスタン共和国)

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チャリン渓谷(カザフスタン共和国)

チャリン渓谷は、カザフスタン共和国南東部に位置する壮大な自然景観で、「中央アジアのグランドキャニオン」とも称される名所です。
全長約150kmにわたって続く渓谷は、長い年月の風雨によって削られた赤褐色の奇岩群が連なり、幻想的な景観を生み出しています。 特に「城の谷(キャッスルバレー)」と呼ばれるエリアでは、塔のようにそびえる岩々が並び、まるで古代の要塞都市のような雰囲気を楽しめます。
ハイキングコースも整備されており、渓谷の底まで歩いて絶景を間近に感じることができます。 大自然のスケールと静寂に包まれる、カザフスタン屈指の絶景スポットです。

アルマトイ(カザフスタン共和国)

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アルマトイ(カザフスタン共和国)

アルマトイは、カザフスタン共和国南東部に位置する旧首都で、現在も経済・文化の中心地として活気にあふれる都市です。 背後には雄大な天山山脈が広がり、都市と自然が美しく調和しているのが特徴です。
街には緑豊かな公園やカフェが多く、ロシア風建築と現代的な都市景観が混在しています。 代表的な見所には、色鮮やかな木造建築のゼンコフ教会や市民の台所として賑わう市場があります。 郊外にはスキーリゾートや高山湖が点在し、四季を通じてアウトドアも楽しめます。中央アジアの玄関口として、観光の拠点にも最適な都市です。

ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟(カザフスタン共和国)

イメージ:ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟(カザフスタン共和国)
イメージ:ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟(カザフスタン共和国)2

ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟(カザフスタン共和国)

ホンジャ・アフメッド・ヤサウイ廟は、カザフスタン共和国南部の都市トルキスタンに位置する、中央アジアを代表するイスラム建築の傑作です。
14世紀末、ティムール朝の創始者であるティムールによって建設され、神秘主義イスラム教スーフィズムの聖者ホンジャ・アフメッド・ヤサウイを祀っています。 青いタイル装飾が施された巨大なドームや荘厳な門は圧倒的な存在感を放ち、内部には霊廟や礼拝空間が広がっています。
シルクロード時代から巡礼地として多くの人々を惹きつけてきたこの場所は、現在では世界遺産にも登録され、歴史と信仰の重みを体感できる重要な観光地となっています。

カラコル、トクマク、ビシュケク(キルギス共和国)

イメージ:カラコル、トクマク、ビシュケク(キルギス共和国)
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カラコル、トクマク、ビシュケク(キルギス共和国)

カラコル、トクマク、ビシュケクは、キルギス共和国の多様な魅力を体感できる重要な都市です。 イシク・クル湖の東端に位置するカラコルは、ロシア帝国時代に築かれた歴史を持つ町で、木造のロシア正教会や中国系イスラム建築のドゥンガン・モスクなど多文化が融合した景観が特徴的です。 周辺には天山山脈の雄大な自然が広がり、トレッキングやスキーなどアウトドアの拠点として人気を集めます。
トクマク近郊にはシルクロード時代の遺跡であるブラナの塔が残っています。 これは10〜11世紀に栄えたカラハン朝の都市バラサグンの名残で、高さ約25メートルの塔が草原の中にそびえ立っています。 周囲には石人像(バルバル)や遺構も残されており、往時の繁栄を静かに伝えています。 かつての交易都市の面影を感じられるこのエリアでは、草原と歴史遺産が調和した風景を楽しめます。
首都ビシュケクは、並木道と公園が広がる穏やかな都市で、旧ソ連時代の建築と現代的なカフェ文化が共存しています。 市場や博物館も充実し、都市観光の拠点として最適であると同時に、近郊の山々へのアクセスも良好で、自然と都市の両方を満喫できます。 これら三都市を巡ることで、キルギスの歴史・文化・自然の魅力を十分に味わうことができます。

古都オシュ スライマン-ト―聖山(キルギス共和国)

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古都オシュ スライマン-ト―聖山(キルギス共和国)

キルギス南部の古都オシュに位置するスライマン-ト―聖山は、中央アジアを代表する巡礼地であり、2010年にユネスコ世界遺産に登録されました。
なだらかな岩山には古代の岩絵や祈りの場が点在し、頂上へ向かう道中では歴史と信仰の息吹を感じられます。 山頂からはオシュ市街と周囲の山々を一望でき、特に夕景は壮観です。 ふもとには博物館も整備され、地域文化への理解を深められます。

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