トルコ共和国─ エリアガイド ─

トルコ共和国の基本情報

※2025年11月現在の情報です

正式名称
トルコ共和国(Republic of Turkey)
国旗
トルコ共和国 国旗
現地紹介
トルコ共和国は、アナトリア半島とバルカン半島の一部に位置する国家で、アジアとヨーロッパの交差点として独特の地政学の重要性を持っています。
首都はアンカラで、最大都市はイスタンブール。黒海、エーゲ海、地中海に面し、多様な文化・宗教・民族が交わる場所として古来より栄えてきました。
トルコの歴史は非常に古く、ヒッタイトやフリギアなどの古代文明、ギリシアやローマ帝国の文化が残る地域でもあります。 ビザンツ帝国が長く支配をし、1453年にオスマン帝国がコンスタンティノープルを征服して以降は、約600年にわたるオスマン統治の時代が続きました。 20世紀初頭、帝国が第一次世界大戦で敗北すると、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが独立戦争を指導し、1923年にトルコ共和国が成立。アタテュルクは政教分離、西欧化、教育改革など大規模な近代化政策を進め、現在のトルコ国家の基礎を築きました。
文化面では、旧帝国時代の多民族性を背景に、トルコ語を中心としつつも、中東、中央アジア、バルカンの影響を受けた独特の文化が形成されました。 食文化ではケバブやメゼ、バクラヴァ、トルココーヒーが有名で、トルコ料理は香辛料や新鮮な野菜を使った世界三大料理の1つです。
観光業も非常に盛んで、17か所の世界遺産が存在します。イスタンブールはアヤソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿など、東西の文化が融合した都市景観が魅力的です。カッパドキアの奇岩群と気球ツアーは世界的に人気が高く、地中海沿岸のアンタルヤはビーチリゾートやゴルフ場が多くあります。エフェソス遺跡やパムッカレの石灰棚など、歴史・自然の名所も多彩です。
トルコ式浴場「ハマム」やバザールめぐりなど、生活文化に触れる体験もぜひお楽しみください。トルコは、古代から現代に至る多層的な歴史、複雑な文化的背景、そして豊かな自然と都市景観を併せ持つ、魅力に満ちた国です。
言語
トルコ語
通貨
トルコ共和国の通貨はトルコリラ(TRY)
1トルコリラ=日本円約3.8円(2025年11月現在)
時差
時差は日本よりマイナス6時間(サマータイムなし)
パスポート
パスポートの残存期間が150日以上必要。
ビザ
不要。180日間内で90日以内の滞在については査証を取得する必要はありません。
※中国(マカオ・香港除く)のパスポートをお持ちの場合、事前にe-VISA(電子ビザ)の申請が必要です(180日間内で30日以内の滞在)。韓国のパスポートをお持ちの場合、査証は不要で、90日間の滞在ができます。
電圧とプラグ
電圧は220ボルト/50ヘルツ、プラグはC、SEタイプ(使用場所により異なります。マルチタイプのプラグをお持ち下さい。)
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
国際電話
国番号+90
天気
トルコは国土が広いため、地域によって気候が異なります。
トルコ北部の黒海沿岸の気温は穏やかで雨量や湿気が多く、イスタンブールのあるトルコ北東部は、日本の気候によく似ています。
トルコ内陸部では、寒暖差が激しく、山岳地帯では冬場は非常に寒くなります。トルコ南部の地中海沿岸は地中海性気候で、冬でも比較的温暖な気候であります。

(イスタンブール)

気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高991216212630292519115
最低445914182121171396
※単位:℃
世界遺産
  • イスタンブール歴史地域(文化遺産・1985年)
  • ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群(複合遺産・1985年)
  • ディヴリーイの大モスクと病院(文化遺産・1985年)
  • ハットゥシャ:ヒッタイトの首都(文化遺産・1986年)
  • ネムルット・ダー(文化遺産・1987年)
  • クサントス-レトーン(文化遺産・1988年)
  • ヒエラポリス-パムッカレ(複合遺産・1988年)
  • サフランボル市街(文化遺産・1994年)
  • トロイの古代遺跡(文化遺産・1998年)
  • セリミエ・モスクと複合施設群(文化遺産・2011年)
  • チャタルホユックの新石器時代遺跡(文化遺産・2012年)
  • ブルサとジュマルクズック:オスマン帝国発祥の地(文化遺産・2014年)
  • ペルガモンとその重層的な文化的景観(文化遺産・2014年)
  • ディヤルバクル城塞とエヴセル庭園の文化的景観(文化遺産・2015年)
  • エフェソス(文化遺産・2015年)
  • アニの古代遺跡(文化遺産・2016年)
  • アフロディシアス(文化遺産・2017年)
  • ギョベクリ・テペ(文化遺産・2018年)
  • アルスランテペの墳丘(文化遺産・2021年)
  • ゴルディオン(文化遺産・2023年)
  • 中世アナトリアの木造多住式モスク群(文化遺産・2023年)
  • サルディスとビン・テペのリュディア墳丘墓(文化遺産・2025年)
大使館・観光局
危険・スポット・広域情報
外務省海外安全ホームページ

トルコ共和国の観光情報

イスタンブール

イスタンブール

トルコ最大の都市イスタンブール。ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパとアジアにまたがる国際都市です。
古くは古代ギリシャの植民市ビザンティオンとして、4世紀にはローマ帝国の新都コンスタンティノープルとなり、東ローマ帝国の政治・文化の中心として繁栄してきました。1453年にオスマン帝国が征服して以後はイスタンブールと呼ばれ、イスラム文化と多民族性が融合した独自の都市として発展しました。
現在は歴史的遺産と近代都市が共存し、世界有数の観光地となっています。主な見どころにはブルーモスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿、地下宮殿などの歴史建築があり、グランドバザールでは伝統工芸や香辛料の活気ある市場文化が体験できます。
また、ボスポラス海峡クルーズやガラタ塔からの眺望など、イスタンブールの素敵な風景も楽しめます。
国際色豊かな食文化やナイトライフも魅力で、古代から現代までの多層的な歴史と文化が息づく都市イスタンブールは、訪れる人々を魅了し続けています。

ブルーモスク

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ブルーモスク

美しい青空にそびえる6本のミナレット。ここはトルコが誇る青の寺院、通称ブルーモスク。
堂々としていかめしい外観とはうらはらに、イズニックブルーと呼ばれる幻の深い青、ターコイズブルー、エメラルドグリーンなど2万枚以上ものタイルが内壁を青く彩っています。 小窓から差し込む柔らかな光がステンドグラスを輝かせ、いくつものブルーに反射します。 天井にも淡い色彩があふれ、モスク全体が不思議な力に満たされているような、優美であり華麗です。
オスマン帝国時代の王アフィレット1世の命により建造された巨大モスクは、オスマン建築の最高傑作と称されています。

アヤソフィヤ

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イメージ:アヤソフィヤ6

アヤソフィヤ

ビザンツ帝国時代、ギリシャ正教会の大聖堂として建設されたもので、帝国第一の格式を誇る教会でした。
しかしながら、1453年、イスタンブールがオスマン帝国に占拠されると、聖堂にはミナレットが建てられ、内部のモザイク画が塗りつぶされてモスクへと転用されました。
現在も聖母子像の両脇にアラビア文字が躍るという、キリスト教とイスラム教が共存する不思議な光景を目にすることができ、内部は博物館として一般に公開されています。

トロイ遺跡

トロイ遺跡

シュリーマンの劇的な発掘物語で知られ、古代ギリシャの吟遊詩人ホメロスが伝えたトロイ戦争を実証したとされる遺跡です。
トロイの木馬の模型が印象的。遺跡は異なる時代の層が重なった大変複雑なもので、いまだに多くの謎が残されており、現在も発掘調査が進行中です。

カッパドキア

トルコ中央部に位置するカッパドキアは、奇岩が林立する独特の景観で、世界有数の観光地の1つです。 数百万年前の火山活動によって堆積した凝灰岩が、雨風の侵食によってキノコ型の「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩群を形成しました。
人類の歴史も古く、ヒッタイト時代から多くの文明がこの地を利用しました。初期の頃、キリスト教徒は迫害から逃れるため、柔らかい岩を掘って洞窟住居や教会、地下都市を築きました。 代表的な地下都市デリンクユやカイマクルは、数千人が生活できるほどの広大で、換気システムや貯蔵庫、礼拝堂など精巧な造りで、現在でも保存状態良く残されています。 カッパドキアの観光の中心地はギョレメで、岩窟教会群が集まる「ギョレメ野外博物館」は世界遺産に登録されています。
また朝日とカッパドキア奇岩の絶景を熱気球から見るツアーは人気です。ウチヒサル城、パシャバー地区、ウフララ渓谷など多様な景観があります。
カッパドキアを訪れる多くの観光客は、洞窟ホテルに滞在し、特別な時間を過ごしています。またカッパドキアはトゥルサンワイナリーなどワインも有名です。

ローズバレー(クズル・クチュル)

イメージ:ローズバレー(クズル・クチュル)
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ローズバレー(クズル・クチュル)

ピンク色の奇岩が波打つようにそびえる谷で、夕陽を受けて燃えるような赤に染まった様子は大変美しい。

ギョレメ野外博物館

イメージ:ギョレメ野外博物館
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イメージ:ギョレメ野外博物館5

ギョレメ野外博物館

5~12世紀にかけて、迫害から逃れ定住したキリスト教徒が作った30あまりの岩窟教会が集まる場所で、目立たぬように作られた教会入口とは対照的に、内部のフレスコ画は大変色鮮やかです。
特に最大規模を誇るトカル・キリセの本堂を飾るフレスコ画の輝くような青、微細な描写には息を飲みます。

カイマクル地下都市

イメージ:カイマクル地下都市
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カイマクル地下都市

迫害から逃れるためにキリスト教徒が隠れ住んだ地下都市で、深さ55m、地下8層、各層の収容人数は200人という大規模なものです。
内部はアリの巣のような迷路状態で、教会、ホール、居室、台所、墓地、家畜小屋などが狭いトンネルや階段で結ばれていました。

パムッカレとヒエラポリス

パムッカレとヒエラポリス

トルコ語で『綿の城』を意味します。石灰分を多く含んだ温泉水が、長い年月をかけて丘陵の斜面に真っ白な石灰棚を形成しました。 石灰棚の上には、ベルガモン王が創始し、ローマ時代には温泉の町として栄えたヒエラポリスの都市遺跡が広がっています。

サフランボル旧市街

サフランボル旧市街

かつては交易の重要な中継地として繁栄した町で、赤茶色の屋根瓦、白い土壁に木枠の出窓が張り出した美しい民家が残っています。
狭い石畳の道を歩けば、鍛冶屋や靴職人などの作業場がそこここに見られ、懐かしい雰囲気を感じることができる。

ネムルト・ダウ

ネムルト・ダウ

国土の南東、トロス山脈中の標高2,000mを越えるネムルト山の頂に築かれた特異な陵墓です。
紀元前に栄えた小国コンマゲネの王、アンティオコス1世の亡骸が眠っていると伝えられています。墓前には、5体の神像が並び、地震で転げ落ちた東部が無造作に置かれています。

クサントス・レトーン

クサントス・レトーン

地中海に面した古代リキア地方の都市遺跡です。リキアの住人はヒッタイトなどの文化を受け継いだ土着の人々で、様々な形をした独特の墓を残しています。
特にクサントスにある2基の柱状墓は屈指の美しさです。

ハットゥシャ

ハットゥシャ

紀元前1,800年頃、世界で初めて鉄製の武器を使い、アナトリアを中心に強大な帝国を築いたヒッタイトの都跡です。現在はレリーフが施された門や城壁、大神殿や城塞の石組みが残るのみです。

ディヴリーイの大モスクと病院

ディヴリーイの大モスクと病院

アナトリアのトルコ化が進んだ13世紀に、地方君主アフメット・シャーによって建造されたものです。 モスクと病院が一続きになった珍しい構造で、特に入口を飾る精巧華麗なレリーフが見事です。

トルコ共和国のゴルフ情報

ヨーロッパとアジアが交わるトルコは、多くの人々が訪れやすく、トルコ観光と共に近年ではゴルフリゾートとしても国際的な注目を集めています。 豊富な観光資源に加え、地中海沿岸の温暖な気候は、年間を通じてプレーしやすいことが特徴です。 欧州からのアクセスの良さ、高品質なリゾート開発など様々な利点があり、トルコは“新興のゴルフデスティネーション”として着実に存在感を高めています。
トルコにおけるゴルフの文化は、欧米諸国に比べるとまだ歴史が浅いが、その分近代的な設計思想を取り入れたコースが多く、国際大会が開催できるよう整備やレイアウトが施されています。 フェアウェイは広めで、リゾートスタイルの快適さと戦略性を両立させているコースが多いです。
プレー後の滞在を重視する「オールインクルーシブ型」の大型リゾートホテルも多く、ゴルフとバカンスを融合した滞在型リゾートとしても人気が高く、欧州のゴルファーにとっては、冬の寒い時期でもトルコの温暖な気候条件に恵まれた環境でプレーできるデスティネーションとして訪問する人は多いです。
温暖な地中海性気候のおかげで、11月~3月でも比較的快適にラウンドができます。

アンタルヤ

アンタルヤ

美しい海岸線で知られているアンタルヤは、トルコ南西部の地中海沿岸に位置するリゾート都市です。
「トルコのターコイズコースト」と呼ばれ、古代から交易と文化の要衝として栄え、旧市街「カレイチ」はオスマン様式の邸宅や石畳の路地、ローマ時代の遺跡などが残り、リゾート地でありながら歴史的な風景も楽しめます。 アンタルヤ港から広がる碧い海や、背後に迫るタウルス山脈の雄大な自然が織り成す景観は、世界中の旅行者を惹きつけています。
観光都市として整備されているアンタルヤは、大型のオールインクルーシブホテルが建ち並び、ビーチやマリーナ、ショッピングエリア、レストランも充実しています。 夏季には海水浴客でにぎわい、冬でも温暖なため一年を通じて多くの人が訪れます。 アンタルヤへは欧州の主要都市からの直行便も多く就航しています。
アンタルヤ周辺には、古代都市ペルゲやアスペンドスなどの考古遺跡も点在し、歴史観光の拠点にもなっています。 スポーツ合宿の拠点としても人気があり、日本のサッカーJリーグチームもキャンプを行っています。 ゴルフでも世界的に有名な都市として知られています。

アンタルヤのゴルフ場

アンタルヤのゴルフ場

アンタルヤは、トルコを代表するゴルフリゾート地として世界的に知られています。
世界水準のゴルフコースが集積しており、多くは著名なコースデザイナーによって設計され、リゾートホテルに隣接するゴルフ場開発が行われています。 自然環境に恵まれた地域で、松林や湖、砂丘を生かしたレイアウトが多く、景観美と戦略性の両方を兼ね備えている点がプレーヤーから高く評価されています。
アンタルヤのゴルフ場は、年間を通じてプレーしやすい気候と高い整備レベルで人気を博しています。 コース管理の質が安定しており、フェアウェイやグリーンの状態が良好に保たれているため、プロ・アマ問わず快適にラウンドできます。 実際に国際トーナメントが開催された実績を持つコースもあり、世界のトッププレーヤーが訪れています。
ベレク地区のゴルフ場は、リゾートホテルと一体型であることが多く、滞在とプレーがスムーズで、効率的にゴルフを楽しめるのが魅力です。 オールインクルーシブの食事、スパ、プール、プライベートビーチなどの充実した施設で、家族連れや非ゴルファーにも満足頂けます。 複数コースが近接しているため、複数のゴルフ場でプレーできる事も便利です。
自然・サービス・アクセスの三拍子が揃った、欧州でも人気の高いゴルフリゾートへぜひ足を運んで下さい。