モロッコ王国─ エリアガイド ─

モロッコ王国の基本情報

※2025年11月現在の情報です

正式名称
モロッコ王国(Kingdom of Morocco)
国旗
モロッコ王国 国旗
現地紹介
アフリカ大陸の北西端に位置するモロッコ王国は、アルジェリアとチュニジアを加えた3か国『マグレブ』の1つです。
『日が昇る国』が日本であるのに対して、『日が沈む国』とされるのがモロッコです。西には大西洋、北には地中海に面する自然豊かな国です。東にはアルジェリア、南にはサハラ砂漠があり、地理的にもアフリカとヨーロッパ、アラブ世界を結ぶ要衝として発展してきました。国の中央にはアトラス山脈やリフ山脈が国土を横断し、北部の地中海性気候から南部の砂漠地帯まで、多様な気候と風景を楽しむことができます。
歴史的には、古代からフェニキア人やローマ人の影響を受け、中世にはアラブ人のイスラム王朝が成立しました。特に11世紀のムラービト朝やムワッヒド朝の時代には、北アフリカとイベリア半島を結ぶ広大な領域を支配し、文化と学問が栄えました。現在のモロッコ王国は1956年にフランスから独立し、ムハンマド6世を国王とする立憲君主制国家として発展を続けています。
首都ラバトは政治の中心であり、整然とした街並みと海沿いの景観が調和しています。一方、経済の中心はカサブランカで、モロッコ最大の港を持ち、近代的なビジネス街が広がります。古都フェスはイスラム世界最古の大学「カラウィーン大学」を有し、マラケシュは赤い城壁に囲まれた旧市街と賑やかなスーク(市場)が観光客を魅了します。また、青い街として知られるシャウエンは、幻想的な町並みで人気の観光地です。
モロッコの文化は、アラブ、アマジグ(ベルベル)、アフリカ、ヨーロッパの要素が融合しており、音楽、建築、衣装、料理などにその多様性が表れています。
代表的な料理には、蒸した小麦に肉や野菜を添える「クスクス」やスパイスとオリーブオイルで煮込む「タジン」があります。
豊かな歴史と文化、雄大な自然が調和するモロッコ王国は、訪れる人々に多彩な魅力と新しい発見を与えています。
言語
アラビア語、ベルベル語、フランス語
通貨
モロッコ王国の通貨はモロッコ・ディルハム(MAD)
1モロッコ・ディルハム=日本円約16.54円(2025年11月現在)
時差
時差は日本よりマイナス8時間(サマータイムはマイナス9時間)
パスポート
入国時3カ月以上必要。パスポートの未使用ページ1ページ以上必要。
ビザ
不要。日本のパスポートをお持ちの場合は、滞在日数は90日以内です。
※中国(マカオ・香港除く)、韓国のパスポートをお持ちの場合も同様です。
電圧とプラグ
電圧は220ボルト/50ヘルツ、プラグはA、C、SEタイプ(使用場所により異なります。マルチタイプのプラグをお持ち下さい)
Aタイプ Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ Oタイプ O2タイプ SEタイプ
国際電話
国番号+212
天気
場所により異なりますが、平野部は地中海性気候、内陸部は砂漠気候となります。
夏は暑いですが、思っている以上に乾燥しているため過ごしやすく、冬は温暖です。4、5、10、11月が雨季です。山岳地帯は冬場、雪が積もることがあります。
気温1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高192125272935383833292320
最低681113151921211916118
※単位:℃
世界遺産
  • フェス旧市街(文化遺産・1981年)
  • マラケシ旧市街(文化遺産・1985年)
  • アイット・ベン・ハドゥの集落(文化遺産・1987年)
  • 古都メクネス(文化遺産・1996年)
  • ヴォルビリスの古代遺跡(文化遺産・1997年)
  • テトゥアン旧市街【旧名ティタウィン】(文化遺産・1997年)
  • エッサウィラのメディナ【旧名モガドール】(文化遺産・2001年)
  • マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市(文化遺産・2004年)
  • ラバト:近代都市と歴史的都市が共存する首都(文化遺産・2012年)
大使館・観光局
危険・スポット・広域情報
外務省海外安全ホームページ

モロッコ王国の観光情報

フェス旧市街

フェス旧市街

9世紀に北アフリカ初のイスラム国家の都として建設された古都で、1000年余りを経た現在も15万人の人々が暮らす『生きた世界遺産』。当時さながら無数の路地が迷路のように走り、壮麗なモスクや神学校、美しい中庭を持つ民家、公衆浴場、スークと呼ばれる商店街がひしめいている。

マラケシ旧市街

マラケシ旧市街

神の国に惹きつけられて、永遠と無限を秘めたオアシス。モロッコの中でも極めつけにエネルギッシュな場所。大西洋岸から、そしてサハラ砂漠から、あらゆる土地の人々が何かを求めて集まってきます。
【ジャマ・エル・フナ広場】
北アフリカ最大の規模を誇るメディナ・マラケシュ。旧市街メディナの中心に位置する大きな広場。夕方になると屋台が並び、深夜まで人々で賑わっています。マラケシュ観光の起点にすると便利です。
【バビア宮殿】
1894年から1901年にかけてフェスの職人1,000人の手により建設された。内部の鮮やかなタイルや装飾の豪華さは目を見張るほど。

古都メクネス

イメージ:古都メクネス
イメージ:古都メクネス2
イメージ:古都メクネス3
イメージ:古都メクネス4
イメージ:古都メクネス5

古都メクネス

現モロッコの王朝アラウィー朝が17~18世紀に都と定めた街。ムーレイ・イスマイル廟や王都の入口のマンスール門はイスラム建築の最高傑作に数えられる。マンスール門の前には広場があり、現地の方々が多くその場でお茶をして楽しんでいる姿を見る事もできます。

シャウエン

シャウエン

モロッコ北部、山間にある幻想的な青が輝く街シャウエン。スペインから追われたユダヤ人が住み着いた街で、ユダヤ教の神聖な色とされる青色で家や道路など街中を染めたとされる。旧市街(メディナ)は迷宮のように入り組み、『おとぎの国』と称されている。

アイット・ベン・ハドゥの集落

アイット・ベン・ハドゥの集落

日干し煉瓦でできた要塞カスバが集まる集落。固く閉ざされた入口の門、高い城壁や塔、迷路のような通路など、その姿は難攻不落の要塞の威容を誇っている。

ヴォルビリスの古代遺跡

イメージ:ヴォルビリスの古代遺跡
イメージ:ヴォルビリスの古代遺跡2
イメージ:ヴォルビリスの古代遺跡3
イメージ:ヴォルビリスの古代遺跡4
イメージ:ヴォルビリスの古代遺跡5

ヴォルビリスの古代遺跡

モロッコに現存する最大の古代ローマ遺跡。その頃に建てられた凱旋門や神殿、公共広場、浴場、いくつもの邸宅群などが修復されていて、見事な状態で残されている。

テトゥアン旧市街

テトゥアン旧市街

15世紀、グラナダ陥落の際に逃れてきたイスラム教徒とユダヤ教徒によって造られた街。白壁の家々と迷路のような坂道が続く

メルズーカ

メルズーカ

エルフードの街から約50km。サハラ砂漠にある小さな村メルズーカ。赤くまた金色に輝くサハラ砂漠の砂、我々の想像を超える美しい砂丘がそこには広がっています。北アフリカの先住民族ベルベル人が多く暮らしています。メルズーカでのキャンプでは、美しい星空を見ながら、地元の人々による音楽や歌などを楽しむことができます。