カンボジア王国─ エリアガイド ─
カンボジア王国の基本情報
※2025年12月現在の情報です
- 正式名称
- カンボジア王国(Kingdom of Cambodia)
- 国旗

- 現地紹介
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カンボジア王国は東南アジアのインドシナ半島に位置し、タイ、ラオス、ベトナムと国境を接しています。
首都プノンペンはメコン川とトンレサップ川が合流する交通の要衝で、政治・経済・文化の中心として発展しています。 公用語はクメール語、通貨はリエルですが、観光地では米ドルが広く流通しています。 国民の多くが仏教を信仰し、寺院や仏像が国の風景に溶け込んでいます。
歴史的には、9世紀から15世紀にかけて栄えたアンコール王朝が最盛期で、巨大な石造寺院群と高度な都市計画によって知られています。 中でも12世紀初頭に建造されたアンコール・ワットは世界最大級の宗教建築で、カンボジアの象徴として国旗にも描かれています。 王朝衰退後は周辺国の影響下に置かれ、19世紀末にはフランス保護領となりました。 20世紀には独立を遂げたものの、1970年代のクメール・ルージュ政権下で悲劇的な大量虐殺が起こり、国は深刻な混乱に陥りました。 近年は和平と経済発展が進み、観光は主要産業として成長しています。
観光の中心は何と言ってもシェムリアップに広がるアンコール遺跡群です。 アンコール・ワットの荘厳な回廊や巨大な仏顔が林立するバイヨン、ガジュマルの根が遺跡に絡むタ・プロームなど、多様な遺跡が訪れる人々を魅了します。 日の出や夕焼けとともに眺めるアンコール・ワットは特に人気があります。 シェムリアップはホテルやレストランも充実しており、伝統舞踊アプサラダンスの鑑賞やカンボジア料理を味わうのも旅の魅力の一つです。
首都プノンペンでは、王宮やシルバーパゴダといった華やかな建造物のほか、近代史を学べるトゥールスレン虐殺博物館、キリングフィールドなどもあり、カンボジアの過去を知ることができます。 南部のシアヌークビルや沖合の島々は、美しいビーチリゾートとして人気が高まっています。
温暖な気候、人々の穏やかな笑顔、豊かな歴史遺産が揃うカンボジアをぜひご満喫ください。 - 言語
- 公用語はクメール語。シェムリアップやプノンペンなど主要都市では英語も広く利用されています。
- 通貨
- カンボジア王国の通貨はリエル(KHR)
1リエル=日本円約0.04円(2025年12月現在) - 時差
- 時差は日本よりマイナス2時間(サマータイムなし)
- パスポート
- パスポートの残存期間が6ヶ月以上必要
- ビザ
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必要。事前に大使館もしくはe-visaを取得、アライバルビザ(プノンペンなどの主要空港、周辺国との陸上国境にて入国時に)を取得。
e-Visaに関して詳しくはこちら
入国、税関、検疫に係る事前オンライン手続【カンボジアe-アライバル(CeA)】は、カンボジア到着日の7日前から行うことができます。
Cambodia e-Arrivalに関して詳しくはこちら
※中国(マカオ・香港除く)のパスポート、韓国のパスポートをお持ちの場合、日本人と同じくビザ取得が必要となります。 - 電圧とプラグ
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電圧は220ボルト/50ヘルツ、プラグはA, Cタイプ(使用場所により異なります。マルチタイプのプラグをお持ち下さい。)
- 国際電話
- 国番号+855
- 天気
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カンボジア王国の気候は、熱帯モンスーン気候で、11月~4月が乾季で、5月~10月の2つの季節に分けられています。年間を通して暑く、乾季は雨が少なく過ごしやすく、雨季は高温多湿です。
12月~3月が観光にはベストシーズンです。(プノンペン)
※単位:℃気温 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 最高 31 33 35 35 35 33 32 32 31 31 31 30 最低 23 24 25 27 27 26 26 26 26 25 24 23 - 世界遺産
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- アンコール(文化遺産・1992年)
- プレア・ヴィヘア寺院(文化遺産・2008年)
- サンボー・プレイ・クックの寺院地区と古代イーシャナプラの考古遺跡(文化遺産・2017年)
- コー・ケー:古代リンガプラ(チョック・ガルギャー)の考古遺跡(文化遺産・2023年)
- カンボジアの記憶の場:抑圧の中心から平和と反省の場へ(文化遺産・2025年)
- 大使館・観光局
- 危険・スポット・広域情報
- 外務省海外安全ホームページ
カンボジア王国の観光情報
アンコール遺跡群
アンコールワット
アンコールワット
アンコールワットは、シェムリアップ郊外に広がる世界最大級の宗教遺跡で、クメール王朝のスーリヤヴァルマン2世が12世紀前半に建立したとされています。
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院として始まり、その後は仏教寺院として親しまれてきました。
三重の回廊が広がる壮大な伽藍と、中央に聳える五塔が特徴的で、神々の住む聖山「メール山」を象徴していると言われています。
寺院の外周には幅広いお濠が巡り、中心へ進むほど神聖度が高まるというクメール建築の理念が体感できます。
特に見逃せないのが、約2kmにも及ぶ回廊のレリーフ群です。
『ラーマーヤナ』や『マハーバーラタ』の物語、天女アプサラスの優雅な姿、戦争や王の儀式など、当時の人々の世界観が細密に刻まれております。
朝日のアンコールワットが最も人気で、池に映るシルエットはまさに圧巻です。
日中は石造建築が黄金色に輝き、夕方には柔らかな光に染まるなど、時間帯によって様々なアンコールワットの表情を楽しめます。
歴史と神話、そして千年の時を超えた美が息づくアンコールワットは、旅人を魅了し続けるアジア屈指の世界遺産です。
アンコールトム
アンコールトム
アンコールトムは、アンコール王朝最盛期の12世紀末、ジャヤヴァルマン7世によって築かれた巨大な都城で、「大きな都」を意味しています。
周囲約12kmの城壁とお濠に囲まれ、五つの城門から内部へ入る構造は、当時のクメール帝国の繁栄と高い防御力を象徴しています。
特に南大門は最も保存状態がよく、巨大なデバとアスラがナーガ(蛇神)を引く荘厳な参道が訪問者を迎え、門上にそびえる四面仏の塔が印象的です。
アンコールトムの中心には、「微笑みの都」と称されるバイヨン寺院が位置します。
49基の塔が林立し、その一面一面に慈愛に満ちた観世音菩薩とされる巨顔が刻まれており、訪れる人々を不思議な静けさへと誘います。
内部の回廊には戦争や日常生活を描いたバサラーフが広がり、当時の社会や文化を知る手掛かりとしても非常に価値の高いものです。
周囲には、王の即位式など重要儀式が行われた象のテラスや半人半獣の王ジェイアヴァルマン7世にまつわる伝承を持つライ王のテラスがあり、どちらも精緻な彫刻が見どころです。
また、かつて王宮があったエリアには現在建物は残っていませんが、祈りの場として建てられたプリア・ピトゥ遺跡群などが静かに佇んでいます。朝夕は神秘的な雰囲気が漂います。
アンコール文明の精華を体感できる必見のエリアです。
タ・プローム
タ・プローム
タ・プロームは、アンコール遺跡群の中でも特に幻想的な雰囲気を放つ寺院で、12世紀末にジャヤヴァルマン7世が母親のために建立した仏教寺院です。
最大の特徴は、崩れかけた石造建築を取り巻く巨大なスポアン(ガジュマル系)の根です。
まるで寺院をのみ込むかのように絡みつき、自然と文明がせめぎ合う姿はタ・プロームならではの光景として世界的に知られています。
映画のロケ地としても有名で、初めて訪れる人でもどこか見覚えのある情景に出会えます。
寺院内部は迷路のように入り組んでおり、崩落を防ぐための補強設備が随所に見られますが、当時の面影を残す細かなレリーフや祠堂が点在し、探検気分で散策できます。
特に光が差し込む早朝は、苔むした石壁と巨大樹木が柔らかく照らされ、最も神秘的な時間帯といわれます。
タ・プロームは、自然と遺跡のバランスがそのまま残っている点も魅力です。
アンコール王朝の栄華と熱帯の大自然が織りなす独特の世界観を味わえる、外せない観光地です。
ベンメリア遺跡
ベンメリア遺跡
ベンメリア遺跡は、アンコール遺跡群の東約70kmに位置する「森に沈む寺院」として知られ、未修復に近い姿が魅力のスポットです。
11~12世紀頃に建てられたとされ、崩れ落ちた石造建築と密林の木々やツタが一体となった光景は、まるで遺跡探検さながらです。
巨大樹の根が回廊を包み込む迫力の景観や苔むした石壁がつくり出す神秘的な雰囲気を間近で楽しめます。
観光客も比較的少なく、静寂の中でアンコール文明の悠久を味わえる、人気の秘境的スポットです。
「天空の城ラピュタ」のモデルとなったと噂されています。
トンレサップ湖
トンレサップ湖
トンレサップ湖は、カンボジア中央部に広がる東南アジア最大の湖で、アンコール遺跡観光と併せて訪れたい自然スポットの1つです。
雨季と乾季で水位が大きく変動する特徴があり、雨季には面積が約5倍にも膨れ上がり、周辺の村々は水上生活へと適応した独特の文化を育んできました。
チャンクニアやコンポンプルックといった水上村では、家々が湖面に浮かぶように建てられ、学校や市場まで船で移動する暮らしぶりを間近に見ることができます。
クルーズで湖を巡れば、広大な水面と夕日に染まる景色が楽しめ、旅の合間に心癒されるひと時を過ごせます。
自然と人々の生活が共存する、カンボジア独自の魅力を体感できる観光地です。
プレア・ヴィヘア寺院
プレア・ヴィヘア寺院
プレア・ヴィヘア寺院は、カンボジア北部のダンレック山脈の断崖上に築かれた壮麗な山岳寺院で、天空に浮かぶような絶景が魅力です。
9世紀に創建され、12世紀に現在の姿へ整えられたヒンドゥー教寺院で、シヴァ神を祀っています。
標高約600mの尾根に沿って南北に細長く配置され、階段状に連なる参道や五つの門、優美な彫刻が施された祠堂が続く構造は、クメール建築の傑作といわれています。
山頂からはタイ国境の平原まで見渡せる圧巻のパノラマが広がり、晴れた日はまさに“天空の寺院”の名に相応しい光景が楽しめます。
アンコール遺跡とはまた異なる魅力を持つ必訪の世界遺産です。
カンボジア王宮(プノンペン)
カンボジア王宮(プノンペン)
カンボジア王宮(ロイヤルパレス)は、首都プノンペンを代表する観光名所で、黄金色に輝くクメール様式の建築が美しい王室の居住・儀式空間です。
19世紀後半、ノロドム王によって建設され、現在も国王が公務を行う場として使用されています。
敷地内は整然と整えられ、鮮やかな屋根瓦や精緻な装飾が施された建物が立ち並び、カンボジアらしい優雅な雰囲気を堪能できます。
特に見どころは、王宮に隣接するシルバーパゴダです。
床には5,000枚以上の純銀タイルが敷き詰められ、エメラルド仏や黄金仏など貴重な仏像が安置されています。
庭園も美しく、散策するだけでも心が和む空間です。
プノンペン観光のハイライトとして欠かせないスポットです。
カンボジア王国のゴルフ情報
カンボジアのゴルフ場は、観光開発が進む近年特に注目を集めています。
首都プノンペンやシェムリアップを中心に国際基準のコースが整備され、東南アジアの新たなゴルフ目的地として評価が高まって来ています。
多くのコースは比較的フラットな地形を活かしつつ、池やバンカーを巧みに配置して戦略性を高めています。
初級者から上級者まで楽しめる設計となっており、プレー料金が近隣諸国よりも手頃で、ハイシーズンでも予約が取りやすい点も人気の理由です。
プノンペン周辺では、都心からアクセスしやすい大型コースが複数あり、練習施設やクラブハウスも充実しています。
一方、世界遺産アンコール遺跡群で知られるシェムリアップでは、美しい自然景観を背景にしたコースが多く、観光とゴルフを組み合わせた滞在ができます。
コースによっては水辺やトロピカルな植生を取り入れるなど、カンボジアならではという景観美が楽しめるのも魅力的です。
気候は年間を通して温暖だが、雨季の午後はスコールが多いです。
乾季(11〜4月)は快適にプレーいただけます。
施設面では国際大会の開催実績を持つコースもあり、キャディやカートサービスも一般的に高品質で、英語対応も比較的スムーズです。
カンボジアのゴルフ場は今後も増加が見込まれ、リゾート開発とともにますます魅力的なゴルフ環境が整っていくでしょう。
カンボジア王国の主なゴルフクラブ
プノンベン
シェムリアップ
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カンボジア
只今、ツアー準備中です。
- Photo credits:
- ©在日本国カンボジア王国観光省(政府観光局)






































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